今まで何かにつけ息子の特性に合わせて選択していきたいと思ってきましたが、結局自分の価値観を押し通すためのexcuseだったのかもと思い始めました。



義理兄弟のところが子どもを0歳からお教室に通わせて有名小学校に入れていたり、ママ友も最近お教室に行きはじめたりと、周りは教育熱心な家庭が多くて。

そんな中私は、幼児のうちは勉強のことは何も考えずにどろんこで虫を追いかけて遊ぶやんちゃな子に育って欲しいと思っていたんだと思う。



でも蓋を開けてみれば、息子は手が汚れるのが嫌みたいで泥遊びをほとんどせず滝汗

手づかみ食べも初めから嫌がってたので当然ですね。

今は多少手づかみ食べするようになったけれど、ご飯中汚れた手をじっと見つめていたり、ご飯途中なのに「拭いてくれ」と手をこちらに差し出してきます。

ちなみに顔に何かついてるのも嫌みたいで、ご飯が顔に付くとすぐ自分の手で取る・・。そして私に拭かせる笑



しかも、ご飯用のテーブルチェアに座るのが好きなので最近試しにベビー用のデスクと椅子を買ってみたら大層気に入り、よく椅子に座ってデスクの上で遊ぶようになりました。

デスクの上で積み木や簡単な型はめパズルやボックスに物を入れて遊ぶのが好きなよう。上手にできたら自分でパチパチしてこちらに同意を求めてきて、褒めてあげたら満足してまた1からやっています。結果、私が別のもので気を引かない限り、長時間椅子の上で遊んでる。

あとは私が本を読んでいたら絵本数冊と椅子を引きずって私の隣に持ってきて、隣に座って本を読む格好をするのが日課。



ずっとそんな子だったのに私はそれを見て見ぬフリをして、週末必ず砂場で遊ばせようとしたり、水たまりの上を歩かせようとしたり、動物と触れ合わせようとしたり、息子の苦手なことを押し付けていました。



唯一息子が好きなことで私が協力していたのは、同年代の子と一緒に遊ぶことだけ。

保育士さんに「息子ちゃんは人が好きですね」と言われて自分でもそう思っていたので、人と遊ぶ機会を多く作るようにしていました。

でもそれはそんな子に育って欲しいと私が思ってるからで、息子がそれを好きだからじゃなかったんだと思う。



自分の理想と息子を照らし合わせ、

身体が汚れるのが嫌いなのをどうにかしなきゃ、感覚を刺激しなきゃ!と思い込み、感触遊びもたくさん方法があるのに手が汚れる物ばかりやらせ。

椅子に座ってばかりいるのが気になって、子どもは動き回って遊ばなきゃ!と無理やり椅子から立たせて遊ばせようとして泣かせたりチーン



言ってることとやってることが正反対笑い泣き



何度やってもひたすら嫌がってる息子を見て、

あぁ、慣れじゃないんだ。

この子はどんなにやっても汚れるのが嫌いだし、ダイナミックに遊ぶより狭い場所で落ち着いて遊ぶのが好きなんだ。

とやっと最近気付きました。



自分でも遅すぎてビックリです。



しかもそれに気付いた今も、「こんなにおとなしくこじんまりと遊ぶ子なのは、私の育て方がそうさせたんだろうか」とか悶々と考えてしまう。



え、息子の特性を受け入れて伸ばしたいんじゃなかったの笑い泣き??

って自分で自分に呆れています。



結局自分の理想の子ども像が頭の中にあって、息子にそうなって欲しかっただけなんだよね。

はぁ、自己嫌悪。



息子に向き合うのも大事だけど、それにはまず自分の価値観と向き合って自分をよく理解しないとなと気付きました。