インドで『神聖な動物』は、何だと思いますか? | かっつんの一人旅行記
2009-08-18 00:20:32

インドで『神聖な動物』は、何だと思いますか?

テーマ:旅行

おはようございます。



かっつんです。



インドで『神聖な動物』は、何だと思いますかはてなマーク


その動物は『牛』ですおうし座



と言っても、すべてのインド人が「牛」を神聖な動物だと思ってはいません。


「牛」が神聖な動物だと思っているのは「ヒンズー教徒」の人たちです!!



「ヒンズー教」は多神教で、多くの神様がいます。


その中の一人に「シヴァ神」がいます。かっつんの一人旅行記-「シヴァ神」と「牛」


「シヴァ神」「ヒンズー教」の最高神で、



破壊の象徴の「荒ぶる神」として



知られています。



また、破壊は再生の大前提として重要視されています。


その「シヴァ神」が乗っていた動物が「牛」だったので、


「牛」「ヒンズー教徒」にとって神聖な動物だとされています!!


また「シヴァ神」「ガネーシャ」の父親でもあります。


少し前にミリオンセラーになった「夢をかなえるゾウ」「ガネーシャ」


は出てくるので読んだ方はご存じだと思います(ドラマでも放送されましたね)。


ということで、「ヒンズー教徒」にとって「牛」は神聖な動物ですおうし座



「ヒンズー教」は、多くのインド人が信仰している宗教です。


信仰心も熱く、家庭や車や仕事先にも「ヒンズー教の神様」の写真や


神棚のようなものを飾っている人が多いです。


また「ヒンズー教」は、「インドの人口の約80パーセントの人」


が信仰してます。


他の宗教を信仰していなければ、基本的にインドで生まれる人は


「ヒンズー教徒」になるそうですビックリマーク



このように信仰心も熱く、神聖な動物「牛」なので、「牛」にとっては


楽園だと思いますおうし座


では、「牛」がどのような生活をしているかというと、一言でいえば


「自由な生き物」ですおうし座


道路で車が来ようが平気で道を横断する。


中央分離帯に軍団でたむろする。


いろんなところに、糞が落ちている……。


まだまだいろんなことがありますが、とにかく「牛」は自由に生きています。

  


かっつんの一人旅行記-「おばあちゃん」と「牛」 「バナラシ」
では、道端で野菜を売っていた


「おばあちゃん」が横を向いている隙に


「牛」売り物の野菜を食べていました。


そして「牛」は、気がついた「おばあちゃん」


「ビーチサンダル」頭を殴られ、


殴られながらも野菜を食べていました。パンチ!


かっつんの一人旅行記-ビーチを歩く「牛」

また、「ビーチリゾート」で有名な「ゴア」


では、「牛」がビーチを歩いていたり


夕方になると夕涼みに来ていました波




かっつんの一人旅行記-「牛」と「ビーチリゾート」














日本人の私から見ると「牛」の行動は、ときには「傍若無人な生き物」として


見えるときもありますが、インド人にとって「牛」は生活の一部であり、


そんなインドで生活して「牛」を身近に感じてると、いつのまにか「牛のような人」


として、なんだか「人間」のように感じてしまいましたニコニコ


とっても愛嬌があり、自由に生きている「牛」を見て「ああいう生き方もおもしろい」


と思ったのは私だけでしょうか……