柱状改良工事(2) 建築主の人脈を使って低予算住宅・・・江東区大島
地盤調査の結果、地盤が悪い事は明白でしたが改良深さは2.5m程で済む事ができました。
1箇所当たりの大きさは600φ、箇所数は23箇所です。
必要な準備として
掘削、攪拌、混合、整地を行う重機が1台。
プラント・・・水をためる水槽、固化材と水を配合します。自動計量できます。
攪拌機・・・水と固化材とを混ぜます。
発電機・・・動力の為の電源
固化材・・・クレーンでつれるように手さげの付いた袋に内包されており中身が飛散しにくくなっています。
施工手順として
重機が杭芯に攪拌ヘッドを合わせて、所定の深さまで掘削していきます。
掘削が完了したら水で練られた固化材をヘッドの下端から注入します。(先端のドリルは中心がノズルになっていてそこから注入できるようになっています。)
反転して攪拌、またヘッドを上下させて段々と引き抜いていきます。
施工された改良地盤がちゃんと設計基準強度をとれているか、供試体(サンプル)を3つ程採取して後に試験(一軸圧縮試験)を行います。中央上は建築主のお母様から頂いた差し入れのお茶缶。
ありえないけれども間違えたらどうしようと思った次第。
全数注入が終了した後は、この上に基礎がのるのでちゃんと基礎に合わせて深さを揃えます。
重機のヘッドを交換して、今は地面上まで改良されているのを所定の深さに削っていきます。
工事が完了したら整地。元の更地にもどりました。
これを見ると重機で所狭しと作業していた工事がウソのようです。
目に見えない所なので結果だけを見ると何かしたの?と思われがちですが、とても重要な工事です。
こうしたいかにも工事しましたよという形跡を残さない工事、でもとても重要というのは玄人ぽいと思いますね。


