設計者だけが怒っていること 引戸錠の埋込式サムターン | おきんぎょはどこへ?

設計者だけが怒っていること 引戸錠の埋込式サムターン

 引き戸は引き戸でも3枚引き戸の場合、カギのつけ方が難しくなります。

通常の鎌錠タイプの引き戸錠ですと、サムターン及びシリンダーが出っ張るので扉を全開にしたい場合は、

扉に出っ張りが当たってしまいます。


そこで埋込式サムターンタイプを選んだのですが、付けた後に気づいたのが、サムターンのつまみが変な角度でカギがかかるのです。(下右画像)
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原因は構造上の理由で、カギ部分とサムターンの位置は離れています。そこで中間に1つ歯車を設けてあるのですが、原理的にカギ部分を90度回転しても、中間の歯車は構造上61度しか回転しません。

そこでサムターンも61度までしか回転しないのです。(下図(A)~(B)~(C))

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腑に落ちなかったものの、施工者は当然としてもオーナーは全く気にしなかった為この話は騒ぎにもなりませんでした・・・・

寛大なオーナーだったようで。


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