6月23~25日、3日間をかけて宮城県気仙沼市へ行ってきました。
今回スタッフ研修をおこなった「ボランティアステーションin気仙沼」は、昨年の12月に発足しました。現在は仮設住宅等の支援を中心におこなっている団体です。事務局メンバーは気仙沼市出身の3人。沖ネットの高砂さんも活動を共におこなっています。

今回通常であれば3回×2時間おこなうWSを1日でおこなうというスケジュールを組み立て、丸1日缶詰状態でおこないました。

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ボラステin気仙沼の理念完成。
『みんなが支え合い、つながり合い、発信しあう、新しい気仙沼のまちづくりに貢献します。』
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みなさんの集中力に感謝です。
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最後には、今後の短・中・長期スケジュールを立てました。
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地域住民から新たな課題がでてきた中で、おこなうべき事業が整理されたと思います。今後も定期的にスケジュールを見直し、白紙の部分を埋めていってほしいと思います。
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3日間気仙沼中心部だけではなく様々な地域を視察しましたが、これからさらにステップアップした支援が必要であることを痛感しました。

住居や集団移転に関する専門的な支援が地域ごとに必要であり、その専門家が全然足りていないのです。住民に寄り添って話を聞いた上で、みなさんの合意形成をして…一つずつ解決していかなければならないのに、書類や知らない話ばかりが先に進んでいる。

沖ネットとしても被災地の現状と向き合っていくことになると思います。

最後に、3日間宿泊先のご主人にはお世話になりました。
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★ここから下は、各地視察の様子です。長いですが、興味のある方はご覧ください。
高砂さんから案内していただきました。

気仙沼の「復幸マルシェ」
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漁師をしていた代表と、事務局長からお話を伺いました。
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漁師たちが使用する浮きを再利用した商品の開発。
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岩手県陸前高田市の方へもお邪魔しました。
これが7万本分の一本といわれる、一本松。象徴的な風景でした。
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津波の通った場所はがれきが撤去され、今は更地となっています。
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手つかずの建物が当時の様子をものがたっています。ここまで逃げれば大丈夫だと思って逃げた建物も、丸々飲み込まれてしまいました。
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写真の左下に大きな岩があります。
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逆さになった岩です。どこから流れてきたのでしょうか。
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気仙沼市が一望できるスポット。春にはこの頂上で満開の桜が見れるそうです。
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気仙沼市唐桑町。この場所も津波が襲い、写真の先に見える海が見えなくなるくらいの高さまで、新たに堤防が建設されます。
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商売を再開した地元の商店、根口商店のご夫婦からもお話を伺いました。
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岩手県大船渡の屋台村。
屋台村の中心には、購入したものを持ち寄って食事することのできるスペースが設けられています。
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おおふなと夢商店街。
ここは、床がウッドデッキとなっていて、書店や直売店、雑貨屋、美容室、飲食店等が入っていました。休憩スペースの作りもよく、アウトレットと似た雰囲気でした。
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看板からして気になるこの事務所、なにをしているところなのか気になり、突然お邪魔しました。話し合いや今後の検討に使用できる大きな地図を製作・印刷してくれる所でした。
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ほかにも、このような杭からその土地の情報を読み取れるシステムを開発しているそうです。スマホをフル活用です。
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気仙沼横丁。
居酒屋、飲食店が集まっています。おいしいうどん屋さんを見つけました。
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石巻市のほっと横丁。
ここはチェーン店や、カラオケが入っていました。
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