まず最初にお断りしておきますが、ぜんたいなんで急にウェブログを更新しているのかと云いますと、

暫定トップだから浮き足立っている…というわけではなく。断じてそんなことはなく。

本日終わった第2節から次節(第3節)まで1ヶ月少々空くため、このタイミングを逃したらこういったことをカキコするチャンスがないかな…とオモタからであります。

※リーグ戦が近づくと、こんなことを書く「こころの」余裕がないのです

というわけで本題に突入させていただきとう存じます。前述のとおり、まずは麻雀の打ち方「以外」に関する諸々の工夫/考察でございます。

最高位戦に入って2年間、C3リーグでプロ(見習い)として対局してまいりましたが、まず最初の壁にぶち当たったのが「服装」であります。

知らない御仁もいらっしゃるかもしれませんが、競技麻雀はフォーマルな格好で対局するのが基本です。まあ簡単に云うと、男性はスーツとネクタイ着用…ということですね。

※女性は結構自由。ただしジーンズはNGと思われ。

正味の話、わいはこれまでの人生でスーツというものをほとんど着たことがありませんでした。冠婚葬祭的な場では仕方なく(超イヤイヤ)着用しておりましたが、自ら率先してスーツを着るということは皆無でした。

そして2年前。最高位戦の入会試験を受けようと決めた際に一念発起の菩薩心、積年の夢を叶えるためだからと晴れて(超イヤイヤ)スーツを購入しましたが、やはりどうしても…それはもうどうしても違和感のような嫌悪感のようなものが拭えず、そのスーツを着るたびに人知れず鬱屈しておりました。

最初に買ったやつは結構タイトだったので、他の(ゆったりめの)ブランドにすれば少しは慣れるかな…と思い数ヶ月後に2着目を購入。しかしながら、それでもやはり微妙な違和感は残ったままでした。

こう見えて(どう見えて?)わいはなんでも格好から入るタイプの人間であります。

まあ他人さまから見ればダサダサかもですが、わいは自分が納得・合点できればそれでいいのです。それが、いいのです。

自分が気に入らない/納得できない格好で対局しているところを客観的に想像して、おもっきし悲しくなりました。過去にいろんな方が対局を観戦しに来てくれましたが、そのときも「わいは本当はこんな格好したくないのです」…みたいに思っていました。

簡単に云うと、この時点で勝てません。

Why? なぜ?

そんなどうでもいいことが頭に浮かぶということはつまり、対局に全神経を集中していないということであります。ということはつまりどういうことかと云うと、必然的にミスも多くなります。

※実際、絶対に鳴かなきゃいけない牌を見逃したことも過去に数回ありました。無意識のうちに卓上から視線をそらしていたのです(鬱)。

…しかーし! わいはついに発見したのです。自分が100%納得・合点できるスーツ、というかジャケット&パンツを売っているショップを!(軽い倒置法)

その店の衣装(自分の中では衣装です)を着用しはじめてから、服装によるストレスはほぼゼロになりました。

これにてようやっとスタート地点に立てた…と思ったら大間のマグロよ大間違い。まだ壁はあるのです。

知っている方も少しはいらっしゃるかもですが、わいは腰痛持ちであります。過去に究極のギックリ腰(PGG)も複数回、経験しております。

対局中は身体が極度の緊張状態となるため、腰の痛みは通常の何倍にも膨れあがります。(自分ではリラックスしているつもりでも内部的には緊張してるはず)

ということはつまり…前述のスーツの件と同様、こちらもミス誘発の要因となり得ます。

ああ、これからも一生、この痛みと連れ添っていかねばあかぬのであろうなァ。つらいなァ。嫌だなァ。

…しかーし! わいはついに発見したのです。腰痛をおもっきしやわらげる方法を!

悲しくなるくらい答えは簡単でした。「腰ホットン・スーパーワイド」を貼ればよかったのです。

※半年くらい前に大阪で「腰ホットン」を差し入れしてくれたおぼこさま、アッザイマシタ! あまりにも効果があったので即座に10箱購入、ほぼ毎日貼っております。

さて、これでいよいよスタートラインに…いやいや、もうひとつございます。語尾に丁寧語を使わざるを得ないほどの大問題があるのです。

わいは午前中に食事はしません。というか、できません。

理由は不明なれど、午前中に食事をすると激しい著しい夥しい胃もたれに襲われるのです。

これはステーキだろうとおにぎり1個だろうと変わりません。変わらないと思います。たぶんおそらくなんとなく。

で、なにも食べずに対局すると…2回戦あたりから手足が痺れてきます。

呼吸することを忘れてしまうほど集中しすぎて対局中に酸欠状態になる…みたいなことは結構普通にあるのですが(競技麻雀プロあるある)、わいの場合はそれに加えて身体&頭に栄養が行き渡らないわけで。

さすがにこれではあかんだろうとチョコレート、スナック菓子、栄養ドリンク、ドーナツなどいろいろ試してみましたが、正直どれもイマイチでした。

…しかーし! わいはついに発見したのです。わいにも食べられる(というか胃の中に入れられる)究極魔法のような食べ物を!

泣きたくなるくらい、むしろ鳴きたくなるくらい(それトイ)答えは簡単でした。

ズバリ…コンビニで売っている「ウィダーイン・ゼリー」を飲めばよかったのです(ガッツ!)。

衣装、腰痛、栄養…すべての問題は解決しました。これにてようやっと、本当にようやっと「普通」に麻雀が打てる環境が整ったわけであります。

ここまでに丸2年かかりました。あー、あほらし。

なお、さらに付言しておくと、今期から対局前&休憩中の会話は極力控えるよう努めております。

わいは現在、メディアを使ったサービス業みたいなことをしております。人と(あるいは台と)会話することが仕事…みたいな感じです。ということはつまり。

まだまだスーパー未熟者ではありますが、一応はトークのプロ(見習い)ということもできるような気がしないわけでもないような感じがするような気もしなくはないかもしれない、みたいな感じであります。

まあ簡単に云うと、話しかけてくれたみなさんに対して一所懸命、明るく楽しく元気よく振る舞おうとしてしまうんですね。どうしても業務上のキャラを演じようとしてしまうんですね。

で、冷静に考えると、それがおそらくストレスになっていたのではなかろうかと。

…といったことを長々と述べてまいりましたが、要約すると以下のmonjiになります。

《麻雀のレベルはまだまだなんだから、せめて可能な限りストレスを減らして対局に集中できる環境を自ら作っていこうじゃないかと。なにもやらないよりは、自ら率先してやれることはやっていこうじゃないかと》

たったこれだけです。すみません(猛省)。

ということでようやっと第2話が終了。さて、ここからがいよいよ本題中の本題、具体的な麻雀の打ち方に関する話なのですが…残念! どうやらお時間が来てしまったようであります。

この続きはまたの機会ということで。

できる限り、なるはやで更新します。たぶん更新すると思います。更新するんじゃないかな。まちょと覚悟はしておけ。

《続く》