0110
午前、腰淡々の衛生兵。もはや限界である。準備用意。
ロビーニョにてカッサーノと合流。というのは嘘で、M氏S氏S氏と合流。出奔。
のち、着床。クルマの乗降に難儀のきわむる。いっそ死にたい。生きたい。
コアコなぞ食しながらの、開始。
午后、継続。背中のこわばり、いと甚だし。キャメラの有無によってこれほど違うのんか。
夕刻、修了証書と車庫証明をいっしょくたにして。わやくちゃにして。バック開始。
名古屋駅着床。構内のタイラントに参りて、テムプラ/造り/枝豆を食したり。
のち、乗船。船内にて自身の出演している番組を牛乳。大いに笑フ。じつにおめでたい人間である。
夜、沢田研二とともにド派手なパラシュートを背負いながらトキオ着床。ノガミ着床。近隣着床。
しこうしてのち、宅帰。即座にNYKM。録画死合。
サネッティからザネッティ。はたまた、ザネッティからサネッティ。いとよろし。屍。

0111
午前、玄界灘の衛生兵。もはや限界である。アクションシーンとか絶対無理やんけ。
なぞ、ごちながら布団のなかで考える。そうだ、この時間を利用してホスピテルへと参ろうぞ。
ネットで検索。近場のホスピテルをば発見。テルにて確認。準備用意。クルマに乗りて逐電。
暫後、着床。白衣を着た、よらよらの爺がたたずんでいる。死ぬ三日前、みたいな爺が。
そして。

俺「腰が限界なのです。なんとかしてほしいのです」
爺「なんともなりません」
俺「そこをなんとかしていただきたいのです。なんとかしてほしいのです」
爺「そんなことを云われても困ります」
俺「なんかブロック注射みたいなことできませんか」
爺「それは神経痛を緩和するための処置です。とりあえず横になってください」
俺「横にはなれません。なんとなれば、腰が痛いから横にはなれないのです。僕は。ぼかあ」
爺「では縦になってください」
俺「縦になるとはどういうことですか」
爺「いや、冗談です。とにかく寝てください」
俺「はい。無理をして寝てみます」
爺「どこが痛いですか」
俺「腰が痛いです」
爺「なるほど。腰が痛いのですね」
俺「そうです。腰が痛いのです」
爺「ここは痛いですか(指で押しながら)」
俺「はい。激烈に痛いです」
爺「では、ここはどうですか」
俺「はい。気を失うぐらいに痛いです」
爺「なるほど。総じて、腰が痛いわけですね」
俺「はい。総じて、腰が痛いのです」
爺「なるほど。つまり簡単にいうと、腰痛ということですね」
俺「はい。腰痛ということです」
爺「では、起き上がってください」
俺「はい、起き上がりました」
爺「では、ここで阿波踊りを踊ってみてください」
俺「そんなことはできません」
爺「なるほど。できないんですね」
俺「はい、できません」
爺「では、後ろを向いてください」
俺「はい、後ろを向きました」
爺「なるほど。あなた、ひょっとして腰が痛くないですか」
俺「ええ。ものすごく痛いです」
爺「そうですよね。だって骨がおかしくなっていますからね」
俺「そうなんです。骨がおかしくなっているから、腰が痛いのです」
爺「それにしても、ひどいですね」
俺「ええ。ひどいです。逆から読むと、いどひ、です」
爺「なるほど。いどひ、ですか」
俺「はい。いどひ、です」
爺「で、どうしますか」
俺「できれば痛みを取ってほしいのです」
爺「それは無理です」
俺「やはり無理ですか」
爺「ええ。無理ですね」
俺「では、せめて普通に歩けるようになりたいです」
爺「それはなぜ? WHY?」
俺「これから撮影があるのです。八王子に行くのです」
爺「これから八王子に行くのですか」
俺「ええ。クルマで八王子に行くのです」
爺「なるほど。クルマで八王子に行くのですね」
俺「はい。クルマで八王子に行きます」
爺「クルマは腰に悪いですよ」
俺「はい。知っています。でも僕はクルマで行きます」
爺「なるほど。クルマで行くのですね。逆から読むと、マルク、になりますね」
俺「ええ。逆から読むと、マルク、になります」
爺「では処置をしますので、もう一度後ろを向いてください」
俺「はい。お願いします」
爺「では、刺します」
俺「はい、刺してください」
爺「痛いですか」
俺「はい。気が遠くなるほど痛いです。注射は苦手なのです」
爺「そうですか。計6カ所に刺しますので、我慢してください」
俺「はい。我慢します」
爺「はい、終わりました。ではテーピングをします」
俺「お願いします」
爺「ところであなたは、普段なにをやっているのですか」
俺「全国各地で遊んでいます」
爺「なるほど。全国各地で遊んでいるのですね」
俺「はい。遊びながらいろんなひとと話をします。たまにキャメラの前でワアワア云ったりもします」
爺「なるほど。ところで、それらは仕事ですか」
俺「はい。仕事です」
爺「そうですか。仕事なんですか」
俺「はい。純然たる仕事です」
爺「わかりました。では、ユニオンジャック型にテーピングします」
俺「はい、ユニオンジャック型にテーピングをお願いします」
爺「どうですか。少しはラクになりましたか」
俺「いえ、まったくラクになりません。来たときと変化ありません」
爺「そうですか。とりあえずクスリを出すので飲んでください」
俺「はい。ありがとうございます」

のち、クルマに乗りて自宅バック。腰注射のおそろしさを思い出しながら震えながら雑務。
午后、出立。念のため、マイ松葉杖を助手席にぶん投げ乗車したりき。
夕刻、現場着床。しばし待機したるのち突撃。多数の方々とご挨拶。歓談。開始。
適度に指からビームを出しつつ、一旦休息。N氏と合流。
みなで最寄りの矢板肉屋に参りて矢板肉を食したり。会話の弾みの。
夜、本格的な開始。東へ南へ逃避するおぼこ、これあり。俺、プロにまみれて。腰をかばって。
深更、手前にいたりて修了証書の受諾。途次、若干の腰のやわらぎ。これはもしや(NIYA)。
深更、宅帰。空いていると40分少々でバックできることを知りて愕然とす。
のち、豚が転がっている場所にてNYKM。簡易ラ・メーン。録画死合。ミニASD。屍。

0112
午前、虚脱。私は貝になりたい。できれば流麗なる、あこや貝に。
午后、さわやかなる衛生兵。腰のやわらぎの確信。爺ぃ、やるじゃねえかよ! thanx!
諸々の雑務業務任務。のち、シャドー原稿なぞ。
夕刻、sadsのEVERYTHINGを拝聴。その金銭的価値、ほぼほぼ300万なるめり。
夜、高木五段が宇宙(そら)へと旅立っていく。豚のくせにケンケン云うな拿捕。
のち、本当のホンマの原稿。途次、NYKMなぞ。0551なぞ。
深更、根性で原稿の完遂。準備と用意と録画死合。死に一歩近づいての、屍。

0113
午前、衛生兵。準備用意。出奔。
午后、こころやすきひとたちと合流。暫後、N氏と合流。
まわりましたっ、といういつものかけ声(つぶやき)とともに開始。
夕刻、修了。諸々の雑談。N氏とともにトキオへと向かひたりけむ。
夜、乗船。船内にて麻雀関連のDVDをミルク。途次、放蕩ミルケを食したり。
のち、豊橋着床。隣接されしタイラントに参りて畜肉の喝を食したり。すなわち、ワコウルなるめり。
のち、ホテトルフェードイン。軽い羅紗。KM。
そんでこれ書いてゑる。
現在、近しい人間が同じ飛行船に乗っている。同じタクシーに乗っている。
くわつはつはつ。オモロ。

※帽子選手へ。大九郎の門限は2300であります。ご勘案、何卒よろしうオニガシマス。
(この時点でもはや絶望的だとは思われますが、一応念のため)

責了

追記…(スケコピー)
◆01/14(土)…愛知・オータ豊川店
◆01/15(日)…静岡・コンコルド浜松市野店
◆01/16(月)…千葉・日の丸パチンコ若松店《房総STC収録with帽子のひと》
◆01/17(火)…千葉・パチーノヒノ船橋店《房総STC収録with帽子のひと》
◆01/19(木)…茨城・ビックマーチ藤代店/つくば店
◆01/20(金)…埼玉・オンリーワン岩槻店/春日部店