昨日の自己脱穀/自身校了にて、なんとなくマタリマタリマタリ的な時間を確保することに成功す。


現在、頭髪を斬りに行くかイエロー中、いや、マゼンタ中、いや、シアン中なのだけれども、おそらく行かない。飛んでイスタンブール。それが私のルール。むやみやたらに韻を踏むな、韻を。


昨晩から今朝方にかけて、ついに拙著『パチンコ・パチスロ狂想曲』作成業務における序章の序章がスタートす。過去の雑記を読み返します。monjiを手直しします。スパパパパーッと削ります。


この作業、予想以上に時間がかかる。たったの3ヶ月分で約3時間。おどろく。驚愕す。あと20ヶ月も残っている。おののく。驚愕す。


正直、2年前にどんなことを書いていたのかまったく覚えていなかったので、果たして商業本(のなかの稀覯本)として成立するのか、なんて若干不安に思っていた部分も少なからずあったのだけれども、自分で云うのもなんだが、まあでもこの際だから云わせてもらうが、現時点で読破した3ヶ月分の雑記に関しては、ものごっつうオモロい。自分で爆笑。自分で失笑。完全なる自己肯定の世界。


一撃の「波」で60万ぐらい負けている俺。

福岡RKB本社の一階にあるラジヲブースに萌える俺。

前作『パチスロ人生論』の販売促進活動を一所懸命やっている俺。

慢性的にGGが炸裂してどうしようもない状態に陥っている俺。

アイムJ・5日間連続実戦という訳の分からぬ企画に飲み込まれ、ほとほと困じ果てている俺。


たった2年ほど前の出来事なのだけれども、激烈に痛烈に酷烈に峻烈になつかしい。monjiに関しては過去と現在の桶狭間あたりをよらよらしている感じなのだけれども、それでも十分オモロい。完全なる自己完結の世界。


正味の話、発行部数自体は徐々にだんだんじわりじわりと減少しているのだが、わいはそれでも一向に構わない。それはなぜか。


スーパーメガヒットを記録したジャンヴォOZAKIのファーストアルバム『十七歳の地図』、その初回プレス数を知ってるかい? 2000枚だぜ? たったの2000枚からスタートしてるんだぜ? ※1300枚~3000枚まで様々な説があるため、ここでは中間的な数字を書いております


最終的に280万部の大ベストセラーとなった俵万智の初歌集『サラダ記念日』、その初版部数を知ってるかい? 3000部だぜ? たったの3000部からスタートしてるんだぜ? ※おそらくこの数字は合ってると思フ(出版業界人の俺、談)。


つまり拙はみなさんになにが云いたい伝えたいのかというと、この世の中、なにが起こるかわからないってこと!! 人間、あきらめたら終わりってこと!! なにごとも継続的/断続的に行っていれば、そのうち華が咲く可能性もなきにしもあらずのような感じ感のような感じがしないこともない可能性もなくはないかもしれないような気がするかもなーってこと!! って、こと!!


なお、今回の雑記本に関しても、前回、前々回と同様、拙は声高に宣言する。もし万が一、9月発売予定の『パチンコ・パチスロ狂想曲』が増刷されるようなことがあれば、私は自腹で全国各地におもむき、みなさんに直接謝辞を述べる「ふれあいありがとうツアー」を敢行する。それはもう絶対に。それはもう間違いなく。


まあ、正味の話、正直な話、これまでに一回たりとも、増刷されたことなどないのだけれども……。


三点リーダーの連続で長めの余韻を演出しながら、寂寥感を滲ませながら了