風雲急を告げる陣太鼓がそこかしこで鳴り響く。遠くには、白装束をまとったスキャットマンの大群。眼前には、亡き者の本懐/宿願がつららつららと書かれた巨木。


その巨木の枝には、konjikiに光りし羽を休める怪鳥。その名はロプロス102。


ロプロス102は鳥のくせに深く考える思考する思惟する思索する。たとえば恐喝について。たとえば手甲脚絆について。たとえばルージュの伝言について。※中央フリーウェイでも可。


五択の壁がそびえる。その壁の上に、ひとつびとつご託を並べる。それすなわち、五択とご託の融合なり。はは、おもろ。はは、そぼろ。


言葉の勝負。文字の勝負。5%の勝負。とにかく5%しかない。ヤシマ作戦でももうちょっとあったぞ拿捕。なんでオキテシンジにポカポカしてほしいねん拿捕。ぽかぽか。


禰師としての実名。ロハスとしての家族構成や出身校や職業や年収。


気違いとしてのシミュレーション。おしの涙。


そして拙は、十二人の怒れる男を各都道府県に(均等に)配置するのです。


大都会の喧噪のなか、力強い陣太鼓の音色が遠くから聞こえたような気がした。あの軍旗/旗印は、もしや……。了