午の上刻。ナチュラルに起床転結す。顔も洗わず、すぐさま原稿に着手。とみせかけて、仕事部屋でサアフィン。狂ったように晴れておる。むかつく。意味もなく、むかつくぜ。


未の上刻。ついに原稿に着手す。とみせかけて、諸々の雑務。業務。業務のことをギョギョームと仰る神さまがいらっしゃるのを知ってるかい。僕は知ってるょ。僕はね。ぼかあね。


申の上刻。ついについについに、んもう、つ・い・に、原稿をばカキコす。あるいはパピコす。ここ最近、書きはじめるまでにものごっつう時間がかかる。拙はほとほと困じ果てております。因果な世のなかであります。


申の中刻。15行ほど書いたところで行き詰まる。行き止まる。息、止まる。つまり死んだ。談志が死んだ。氏自身が考案した回文の傑作である。


と、そこへチンマン先生から一通のメイル。というか、正確にはスカイプといふ名のチャットのようなものだが。チンさん曰く、時間があるときでいいのでmonjiを読みに会社に来いと。これぞ渡りに船でがんす。ずっと外出しておらぬから気分転換がしたいでがんす。いまから行くでがんす。船に乗るでがんす。


申の下刻。G編集部に着到す。monjiのリード。バランスに少しく憤慨。編集者としてのこだわり。多重人格。人間不信。


酉の下刻。キタック販売に入社。それすなわち木馬への帰還なり。僕にも帰る場所があったんだ。なんて云いながら宇宙空間を遊泳。あるかアホ。そんな場所あるか莫迦。人間としてのこだわり。少重人格。人間不信。


戌の中刻。原稿パピコ。とみせかけてNYKMッ!! 気分が乗らぬときはNYKMにかぎりますなあ。過日、脳入浴という単語が神さまとパーフェクトにシンクロ。激烈にうれしい。おほほ。やほほ。


亥の上刻。録画していたカンブリア宮殿といふ番組を閲覧。放送大学とガイアとカンブリアとコロンボと倶楽部だけで生きている。よくもまあ、そんな人間がいるものだ。恥を知れ。分をわきまえろ。


亥の下刻。尋常ならざる眠み。仮眠。シアヲを抱きて。あなたにとってシアヲとは? それはかけがえのない形であります。そしてそれは、抽象的な絵画のようでもあります。


丑の上刻。ナチュラルに起床衛星。ちっきしょー。朝まで寝たかったなあ。ちっきしょー。畜生。地団駄という名の地雷を踏みマクラーレン。やむなくマジ起床。原稿の続き。夢の続き。


卯の上刻。すなわち週刊朝日。あるいは月刊ログイン。または月刊マイコンベーシックマガジン(ベーマガ)。そろそろ本眠連合共同組合の総会に参加せんければあかぬ頃合いではなかろうか。わてがガンキャノンだす。了