今日も国内外のどこかでAVの淫獣たちが、表現の自由と称して、
まるで現代版の従軍慰安婦のように、女性の人格を否定した
凄まじい人権蹂躙を繰り返している。

 その人権蹂躙を容認している日本が、
同じく人権蹂躙に寛大なアメリカの片棒を担いで、
他国民の生命と奪う戦争を可能にする集団的自衛権の成立を急いでいる。

 世界経済がグローバル化している中で、多くの国民の人命を奪い、
国土を火の海にする排他的ナショナリズムが、日本、韓国、中国で
台頭し始めている。排他的ナショナリズムが多くの民族紛争や
侵略戦争を引き起こしてきたことを、
多くの人命を奪ってきた歴史を私たちは決して忘れてはならない。

 排他的民族主義者たちの扇動で起きた悲劇で、いまも強烈に私の
記憶に残っているのは、ユーゴスラビアの民族紛争だ。
同じ国民だった人たちが、民族が違うというだけで隣人を
レイプし、大量殺戮が平然と行われた。
ここで忘れてならないのは、ユーゴスラビアという国であった
時代は、違う民族同士が仲良く暮らしていたという事実だ。

 世界各国で保守、右翼とも呼ばれる排他的民族主義者たちが
人々を煽り、血で血を争う紛争、惨劇をもたらしてきた。
それは現在も続いている。

 クリミア問題を引き合いに出して、やっぱり日本は単一民族で
なければならないという主張を民族主義者たちが国民に吹聴して
いるが、彼らの主張は同盟国である多民族国家のアメリカという
国を否定していることになる。

 そもそも日本は、単一民族国家などではない
日本には日本民族以外にもアイヌ民族が暮らしており、
周辺諸国から見れば沖縄も,琉球民族(縄文人との説もある)である。

 また、歴史をさかのぼれば、先住民の縄文人と大陸から
渡ってきた弥生人との混血が、いまの日本人であって、
排他的民族主義者たちが言うところの純血の民族ではない。

 沖縄の問題だが、142万人余の人々が住む小さい島に
在日米軍基地の74%の基地を集中させている背景に、
政府の民族的差別があるのは間違いない。

 なぜなら、民族主義者たちが煽る中国との戦争が本当に起きたら、
当然、沖縄の基地が標的となり、
沖縄戦以上の犠牲者が出ること
を承知で、
軍事基地を集中させているからだ。

 私たちは、肌の色も民族も関係ない。水の惑星に住む、地球人だ。
民族の国境の垣根を越えて大同団結し、平和と、本当に私たちの生命と財産を
脅かす者たち、人権を踏み躙る悪人たちを駆逐しよう。