今日は何の日? -46ページ目

6月8日 鴨長明没

 京都・下鴨神社の禰宜の次男として生まれ、歌人として心から宮中に仕えた鴨長明。出世コースは親戚に阻まれ、鎌倉幕府の栄枯盛衰を目の当たりにしてきた長明は、世の無常を悟り、50歳を過ぎて出家する。その後、山城の日野外山で隠者の生活に入るが、この時の庵が「方丈(3m四方。今の4畳半)」といわれる大きさだった。ここで生まれたのが『方丈記』。「ゆく河のながれはたえずして、しかもゝとの水にあらず」で始まるこの作品は、わずか一晩で書かれたともいわれる。1216年(建保4)のこの日、鴨長明、よどみにうかぶうたかたのごとく昇天。