皆様、お疲れ様です。今年もドラフトが1ヶ月と少しに近づいてきました。無識者視点から、今年のドラフトについて語っていきたいと思います。今回は高校生投手個人的ランキングです。



1位 藤田琉生《198 96 左左 150㌔》東海大相模高

https://youtu.be/mdJVTqtvbOo?si=K5T631gJiLuhkDDf

[順位見立て]1位単独〜外れ1位(急上昇)

[寸評]規格外の体型ばかり目立ちますが、二段モーションからの変化球のキレで勝負するタイプです。ストレートを投げる時にもう少し、リリースで叩けるようになれば、もう1ランクアップの評価になったと思います。


2位 柴田獅子《190 85 右左 149㌔》福大大濠高
https://youtu.be/A--h5952W1c?si=VA4VZUT-x1NrSCvM
[順位見立て] 外れ1位〜2位中盤(急上昇)  
[寸評]フォームに流麗さがある分、今朝丸よりやや上と思っています。決勝は打たれましたが、大きな矯正部分もないので1年目の後半くらいには155㌔以上出しても全然驚かないです。


3位 今朝丸裕喜《188 80 右右 151㌔》報徳学園高
https://youtu.be/RSdNK3QFixs?si=GwaYXlWJsJf3N2Gi

[順位予想]外れ1位〜2位中盤(やや下降気味)

[寸評]気になるのは膝下以下の使い方です。そのせいか、低めのストレートの伸びがイマイチないですね。ホークスにいた高橋純平もそんな感じでした。もしかしたら、2位に残るのでは?と思うのですが……。


4位 村上泰斗《180 73 右右 153㌔》神戸弘陵高
https://youtu.be/9-lb_pqM3HQ?si=7_0qVKq6Oj_-oUDF

[順位見立て]2位前半〜2位後半(上昇)

[寸評]高校生でストレートの球質はNo.1と言っていいでしょう。プロではリリーフ向きのタイプと思います。藤川球児や山本由伸のようにリリース感覚のいいタイプと思います。



5位 高橋幸佑《178 80 左左 148㌔》北照高
https://youtu.be/lTKRxiaKr5s?si=JuqmX080E3v4jniu

[順位見立て]2位後半〜3位後半(上昇)

[寸評]スリークォーターから、右打者に対してクロス気味に行くストレートのキレは高校生No.1。スライダーを中心にもう少し変化球のキレが良くなればと思います。


6位 山口廉王《193 95 右右 153㌔》仙台育英学園高
https://youtu.be/nNamBHPJvSEsi=hw9SpF4HF3HlA0bP
[順位見立て]3位前半〜4位前半(急上昇したが)
[寸評]厳密に言えば、『3歩進んで1歩下がった』という印象です。プロでどれくらいフォームの再現性を安定させられるかがカギと思います。いい時のボールは上位クラスと遜色ないです。


7位 清水大暉《192 92 右右 149㌔》前橋商業高
https://youtu.be/QKdl2celIlI?si=gkS2C2kg1igtvDyP

[順位見立て]3位中盤〜4位後半(横ばい)

[寸評]フォーム自体はしなやかでいいですが、リリースでボールを叩けず、全体的にばらつきが目立ちます。でも、スカウトが好むタイプではあるかな?と思います。


8位 狩生聖真《186 72 右右 150㌔》佐伯鶴城高
https://youtu.be/ORV70NWg7Icsi=enwdNkLBFY8sjRsA

[順位見立て]3位中盤〜4位後半(上昇)

[寸評]細身でしなやかで、リリース感覚もいい。個人的にはかなり好きなタイプの投手。かなり線が細いので練習だけでなく、食トレも必要かな?と思います。



9位 昆野太晴《180 86 右右 152㌔》白鴎大足利高
https://youtu.be/qM3edCWI0Io?si=qtaxMaIFew3Nv7SF
[順位見立て] 3位後半〜5位前半(やや下降気味)
 [寸評]春季の関東大会を制覇するも、夏の予選ではまさかの初戦敗退。そこそこまとまりはあるものの、ボールの角度がやや食い足りないかな?と思いました。


10位 堀江正太郎《187 81 右右 146㌔》文星芸大付高
https://youtu.be/IRAeurRJSb8?si=uHOikIj4jW56OIAL
[順位見立て]3位後半〜5位前半(上昇)
 [寸評]個人的にはもう少しランクを上げていいかな?と悩む投手。大型の割にフォームが良く、リリース感覚も素晴らしい。出力があと2㌔くらい速ければ、上位にも推したい選手。 


11位 小川哲平《184 96 右右 148㌔》作新学院高
https://youtu.be/3gAOiUkBneE?si=AoJbgGvK9Ipt5zo5
[順位見立て]3位後半〜5位前半(再上昇)
[寸評]プロ志望は意外でした。予選で敗れたものの、夏は素晴らしかったです。特に制球力が光りました。大柄の投手ですが、センスの光る投手です。


12位 小船翼《198 108 右右 152㌔》知徳高校
https://youtu.be/7fPAl9FoX24?si=RS3AtQzOLmcjsoQF
[順位見立て] 3位後半〜5位前半(急降下) 
[寸評]6月くらいに故障があったという話を聞きましたが、フォロースルーで腕が上がりきれない印象を受けました。やっぱり、故障の影響でしょうか?元々、フォームは癖が強いので上位は厳しいかな?と思いました。


13位 冨士大和《186 84 左左 144㌔》大宮東高
https://youtu.be/KvpUdwYi_lI?si=98-0dHlJdKZLtKyb
[順位見立て] 4位後半〜6位中盤(横ばい)
[寸評]打ちにくいという意味ではありのフォーム、故障の不安を考えると心配なフォームですね。ただ、故障経験はないとのことです。
 

14位 坂井遼《178 78 右右 151㌔》関東第一高
https://youtu.be/BSAa-_cnwp0si=pwqENg07qpxGaAdA
[順位見立て] 5位前半〜6位後半(急上昇)
甲子園で支配下のラインに入ってきたかな?という印象を受けました。リリースで叩けるのがいいと思いました。ややスタミナに不安があるのと気持ちで投げるタイプなのでリリーフ向きと思います。 


15位 西川歩《172 75 左左 147㌔》山村学園高
https://youtu.be/_S4nxGbGJYwsi=oqFQw43fIqM1SPZE
[順位見立て]5位前半〜6位後半(急上昇)
[寸評]上背はないですが、フォームが良くて欠点が見当たらない投手です。高いレベルでのまとまりがあって、中位くらいの順位になっても驚かない実力派です。
 
 
16位 金渕光希 《183 83 左左 144㌔》八戸工大第一高
https://youtu.be/MAEZXdzXK_Qsi=GeKquzLpFJnDYbvP
[順位見立て]5位前半〜6位後半(横ばい)
[寸評]フォームはいいし、投打ともにセンスもあるのですが、出力がイマイチ上がりきらなかった印象です。でも、支配下では指名されるかなと思います。


17位 高尾響《172 78 右右 148㌔》広陵高
https://youtu.be/brL1sYZsdpc?si=gmI_KnjVf5z3Maue
[順位見立て]支配下ボーダー(やや下降)
[寸評]1年からエースでまとまりはありますが、上背のなさから、ボールの角度がなく、スカウトの評価は分かれるかな?と思いました。個人的にはワンステップ置いてからのプロ入りを勧めます。
 

18位 川勝空人《180 84 右右 153㌔》生光学園高
https://youtu.be/-B_MIxw6yHk?si=80lcXLsPE5fn7xsV
[順位見立て]支配下ボーダー(急降下) 
[寸評]球は速くて、力もあるのですが、フォーム制御が出来ないのが、個人的には不安視しています。身体のバランスから指導してくれるトレーナーのいる球団でないと大成は難しいかもしれません。
 

19位 井上剣也《178 77 右右 151㌔》鹿児島実高
https://youtu.be/MjWcUOHvPVIsi=M6PyiBZ547o065u1
[順位見立て]支配下ボーダー(やや下降) 
[寸評]梅野雄吾(中日)の高校時代を彷彿とさせるパワーピッチャー、テークバックで腕の振りがやや硬くて、球速ほどの威力はないかな?と思いました。


20位 吉岡暖《182 85 右右 146㌔》阿南光高
https://youtu.be/QlfchIUhNwssi=HQbho_euMTwQwGVI
[順位見立て]支配下ボーダー(やや下降)
[寸評]どちらかといえば、技巧要素の方が光るタイプです。真っ直ぐと変化球のコンビネーションで三振を奪えます。もう少し、出力が欲しいですね。


21位 茨木佑太《187 92 右右 145㌔》帝京長岡
https://youtu.be/_h1XXfdw9MMsi=Td8d8GiC0l_MD3qb
[順位見立て]支配下ボーダー(上昇)
[寸評]肘の下がったスリークォーター。リリース感覚が良く、身体の開きも少ないので数字以上の威力、キレがあります。スピード不足がマイナスにならないかなと思います。打撃もいいです。


22位 有馬惠叶《190 78 右右 146㌔》聖カタリナ学園高
https://youtu.be/uUq6qwPZTD4si=k2RY_5yRIGGN61hq
[順位見立て]支配下ボーダー(急上昇)
[寸評]甲子園で彗星のごとく現れたピッチャー。予選では143㌔が最速だったそうですが、146㌔まで球速アップ、球速以上に身体のしなやかとかクイックの速さとか将来性に大きな魅力があります。
  

23位 澁谷純希《181 88 左左 147㌔》帯広農業高
https://youtu.be/6cYmdXMu1fAsi=sHNTe4rp3d9WuWpu
[順位見立て]支配下ボーダー(上昇) 
[寸評]既に11球団から調査書が届いている奪三振マシンのサウスポー。ただ、高めのボール球も多く、その部分をスカウトがどう見るかと思います。


24位 石田充冴《191 86 右右 149㌔》北星大付 
https://youtu.be/E2ldp9K9FMQ?si=X93Hlu5YFQTIwNoj
[順位見立て]育成(上昇) 
[寸評]佐々木朗希のように高く足を上げて肘を使えるフォームですが、インステップ気味で制球を乱す部分があります。天井の高さは支配下クラスと思います。


25位 沼井伶穏《186 82 右右 150㌔》横浜隼人高
https://youtu.be/kWHpIXD3kOM?si=oiyVUyxwStT7b5c
[順位見立て]育成(やや上昇) 
[寸評]スピードは150㌔を超えますが、左肩の開きが早いのでタイミングが合わせやすいです。それでも、伸びしろを買ってという球団もあると思います。


26位 前田明慶《180 80 右右 147㌔》福岡第一高 
https://youtu.be/nK-BPkyBMm8?si=9Ps3FXxW6thYErf-
[順位見立て]育成(急上昇) 
[寸評]2年まではサイドでしたが、やや肘を上げて進化しました。2500回転を記録したといわれるスピンのきいたストレートは支配下クラスで制球力も悪くないです。故障歴がどう見られるかと思います。


27位 吹田志道《188 83 右右 144㌔》弘前聖愛学院高
https://youtube.com/shorts/VmHuOX48ulMsi=KLHcoHm_bZUwZIPi
[順位見立て]育成(上昇)   
[寸評]球速はそこまでないですが、身体全体の柔らかく、ボールのキレはいいです。一塁側に身体が流れるフォームは要矯正と思います。


28位 山内悠生《184 87 左左 146㌔》北見柏陽高
https://vt.tiktok.com/ZS29LGPJQ/
[順位見立て]育成(横ばい)
[寸評]高校生から本格的に転向。ストレートのキレがよく三振は奪えますが、コントロールにはかなり難があると思います。



29位 上原堆我《178 84 右右 148㌔》花咲徳栄高 
https://youtu.be/8MPTFCvJov4?si=rt6xhXaoEl9X94rF
[順位見立て]育成(やや上昇)
[寸評]良く言えば、破綻が少ない。悪く言えば、いずれも平均に近いというか、プロでのストロングポイントが見えづらいと思いました。


30位 津嘉山憲志郎《178 92 右右 148㌔》神戸国際大付高  
https://youtu.be/_YhOkhpQMNM?si=P6zizOj1UT11qGgr
[順位見立て]育成(リハビリ中) 
[寸評]昨年の11月にトミー・ジョン手術。それでも、プロ入りを目指すということのようです。 元々、制球力もあるピッチャー、能力を買って育成ならあるかもしれないです。