【2024ドラフト候補リスト】
《大学生投手編》
［特Ａ］ドラフト１位入札で消えるレベル
金丸夢斗《177 77 左左》関西大
中村優斗《176 81 右左》愛知工大
金丸については３〜４球団の競合になると見ています。現在活躍中の武内（國學院大→埼玉西武）と比べても遜色ないと思います。中村は則本（楽天）クラスの馬力ですね。
［Ａ+］ドラフト１〜２位で消えるレベル
篠木健太郎《177 75 右左》法政大
浅利太門《186 84 右右》明治大
寺西成騎《186 85 右右》日体大
徳山一翔《176 84 左左》環太平洋大
次のグループでは篠木は昨年右肩を痛めたこともあり、やや評価が落ちた印象です。高校時代に比べると球速は出ますが、フォームの美しさは消えたなと。あそこまで足を高く上げなくていいのに、あそこまで目一杯腕を振る必要はないのにと思ってしまいます。逆に浅利は荘司（楽天）のような上昇線を描いているのが魅力です。寺西は能力なら、特Ａ組に匹敵しますが、肩の手術歴、今春のリーグ戦でまだ投げてないのがどういう評価になるのか？徳山の場合、競合を避けて左ピッチャーがどうしても欲しい球団が一本釣りする可能性もあると思います。
［Ａ］ドラフト２〜３位で消えるレベル
佐藤柳之介《180 80 左左》富士大
吉鶴翔瑛《175 79 左左》法政大
坂口翔颯《180 80 右右》國學院大
佐藤は球速の出ない分、金丸や徳山より低いランクにはしているものの、４年時の成績次第では１位候補に評価を上げてくる可能性は十分にあると思います。坂口はスポーツライターの方が「球の速い柳裕也（中日）」とおっしゃっていました。柳の大学時代はもうちょっと制球が緻密だったと思います。
［Ａ-］ドラフト３〜４位で消えるレベル
一條力真《189 81 右右》東洋大
岩崎峻典《178 78 右右》東洋大
児玉悠紀《180 73 左左》青山学院大
東田健臣《175 74 左左》駒沢大
高井駿丞《186 86 左左》駒沢大
東洋大の２人は一條は伸びしろタップリの未完の大器、岩崎は完成度のある即戦力。岩崎は今春はけっこう打たれてますね。児玉は逆にいいスタートをきりました。いわゆるタイミングがとりにくいフォームですね。秋に向けて評価が上がってくるのではないでしょうか？東田はコントロールの悪い高橋尚成（元巨人）というイメージ。高井は球速は出ませんが、前肩が開かない投球フォームは吉見祐治（元横浜）を彷彿とさせますね。このランクは全員東都組、１ランク上の評価にした坂口も含めて去年ほどではないにしても東都組は今年も豊作ですね。
［Ｂ+］支配下枠で消えるレベル
長谷川優也《175 75 右右》東京農業大
箱山優《185 86 右右》日体大
宮原駿介《175 82 左左》東海大静岡キャンパス
長屋竣大《175 77 右右》立命館大
林翔大《176 82 右右》大阪経済大
長屋や長谷川、林は制球がよくてまとまった実力派ですが、上背のなさをどう見るかでしょう。箱山はサイズは同僚の寺西とほぼ同じですが、球速と角度でやや劣る印象です。宮原は制球がかなり荒れるタイプですが、奪三振能力が非常に高いサウスポーで全日本候補の合宿にも参加しました。
［Ｂ］現状は支配下枠のボーダーから育成、もしくは大学、社会人でワンクッションのレベル
笠間稜世《175 76 右右》東農大北海道オホーツク
安徳駿《178 81 右右》富士大
菊地竜雅《182 90 右右》明治大
山城航太郎《180 80 右右》法政大
柿本晟弥《182 72 右右》東洋大
松崎公亮《185 80 右左》武蔵大
田代涼太《189 100 左左》創価大
森畑侑大《185 81 右右》創価大
片山維投手《177 83 右右》大阪商業大
菊地、山城などは高校時代にプロを希望すれば、支配下での指名があったかもしれませんが、菊地は大学での実績がないものの、156㌔のストレートが魅力ですね。