一棟物の不動産を買って、青色申告をすると、ようやく自分
も大家っぽくなったかと感じるものです。以前ブログにも書
きましたが、大きい物件の方が購入金額は高くなりますので
購入する上での精神的な負担は大きく感じるものですが、実
は大きい物件ほどリスクは低いですので(大きい物件ほど大
家としてのコントロールはしやすいので)、10室以上の一
棟物を買って、青色申告にさっさときりかえることで収益性
も格段に改善していけます。そして、自分の不動産賃貸業の
財務状況を理解し、今後の投資戦略を考える上で、自分で確
定申告書を作成することが、(少なくとも最初は)重要だと
私は考えています。今日は確定申告について書きますね。
今日は2010年の確定申告書類をそろえて提出しました。
(ほっっ。。。)私は今回の確定申告は8回目、青色申告に
してから5回目になりますが、これまでずっと自前で作成し
てきました。現在49室もあると結構大変なんですが、もう
しばらく(法人を立ち上げるまでは)自分でやろうと思って
います。
毎年1~3月初旬のこの季節は確定申告というイベントをク
リアするために1年分の書類をまとめはじめ、1月はB/S
P/L作成や経費計上のやりくりと格闘して下書きを完成さ
せ、2月下旬から3月初旬に正式書類として完成させます。
完成させた時はほっとすると共に、何とも言えない達成感が
あります。昨年という一年を締めくくり、今年という次の一
年をもっと事業として成功させよう、という前向きな気持ち
になり、毎回終わってみると後味いいものです(もちろん、
準備しているときは、こんな面倒くさいこと二度とやるか!
と思えてきて大変ですが、、、(笑))。
私は2002年までは普通のサラリーマンと同じように会社
からもらう源泉徴収票を年末に確認するだけで、自分がいく
らの所得税を払っているのかも全く関心がない人間でした。
年末調整で少しでも返ってくると”やった!”と喜んでいた
ものです。(払いすぎた税金が戻っているだけなのに。。)
それが、確定申告をしてからは、「サラリーマンも確定申告
した方がいい!」と思うようになり、特に一棟物を持って青
色申告をし始めてからは、「一年の計は確定申告にあり!」
、と言わんばかりに自分の中では一年のイベントになってい
ます。ちなみに私は税理士さんにお世話になったことはなく、
今も自分で確定申告書を作成しています。
青色申告になると複式簿記をしないといけないので、最初確
かに大変です。私のように簿記の知識がゼロの人は最初特に
つらいと思います。というのも、そこら辺においてある参考
書は読んでもまるでわからない(僕だけかな?)。一般的な
ことしか書いてなくて「実際にどうつければいいの!」とイ
ライラするばかり。なかなか実践としては身につかないから
です。そんなとき、私の場合、”青色申告かんたん帳簿ハン
ドブック(DAI-X出版)”という本に出会い、複式簿記のつけ方
として「こうつけていけばいいのか!」と実務がわかってき
て、徐々に「こういう意味だったのか!」と複式簿記の意味
も理解できるようになりました。この本は私のバイブルで超
お勧めです。「これなら自分でもできる!」と思えるように
なったことで、税理士さんに頼むこともなく、迷ったときは
この本で確認して書類作成しています。
どんな本がちょっといいますと、タイプAとタイプBという
のがあって、私がもっているタイプAは、自由業、サービス
業、アパマン業向けのケーススタディーとして、複式簿記の
意味説明と同時に現金出納帳、預金出納長、総勘定元帳、減
価償却費計算、損益計算書(P/L)、資産負債表(B/S
)などの記載方法が実践形式に書かれています。ちなみに、
タイプBは小売業、飲食業、製造業、建築請負業向けです。
アパマン業での複式簿記のつけた事例がのっていて、とても
参考になります。
確定申告書類作成を自分ですると、いろんな気づきがありま
す。減価償却の仕方とか、経費計上の仕方とか、資産と負債
のバランスとか、自然に考えるようになりますので、将来の
バランスシートを予想してそのためにどういう物件を買って
いけばいいかとか、経費をどの項目をどのぐらいに抑えるの
が妥当か、など、過去のデータから未来を具体的に考えるこ
とができるようになってくるのが、一番のメリットではない
かと思います。また、今まで考えも及ばなかったことが気に
なって調べるようになり、セミナーに出ても税理士さんのコ
メントへの注意力が増します。まだまだ勉強すべきことは沢
山ありますが、自分の事業の財務基盤をきちんと理解してお
くことの重要性を、確定申告を毎年行うことで意識できるこ
とはよいことだと思って毎年確定申告のときは格闘していま
す。。。
※いつもお読みいただきありがとうございます!