Multichsrtsのバックテスト環境 | New≒SystemTradingのブログ

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Multichartsは高機能チャートソフトウェアであると同時に、高機能バックテストソフトウェア
及び自動売買ソフトウェアでもあります。
このコンテンツでは、
 
 
Multichartsのバックテスト機能に関わる紹介及び解説
 
 
をしていこうと思います。
バックテスト環境はMultichartsが搭載している投資戦略記述言語「Power Language」と呼
ばれるプログラミング言語を編集する「Power Language Editor」及びMulticharts本体によ
って構成されています。また、Multichartsはポートフォリオに対するバックテストを行うこと
も可能であり、「Portfolio Backtester」によってバックテストが行われます。
 
 
 
【Multichartsのバックテスト環境構成】
 
 ■ Multicharts本体
   ⇒ バックテスト結果の出力
 
 ■ Power Language Editor
   ⇒ Power Languageによるインディケーター・トレードストラテジの構築ツール
 
 ■ Portfolio Backtester
   ⇒ ポートフォリオ設定及びポートフォリオのバックテスト結果の出力 
  
 
 
オリジナルなインディケータやトレードストラテジを作成するには投資戦略記述言語を習得
する必要があります。プログラミング言語としては簡単であるため要点を押さえて学習すれ
ば通常は3カ月、早ければ1カ月程度で習得できるでしょう。
 
 
 
【負ける確率を低くするためのバックテスト】
 
既存のテクニカル分析や、知れ渡っている分析手法で利益が得られるほど価格変動は甘
くはありません。安定的な収益かつ堅牢性の高いトレードストラテジを手に入れたいのであ
ればオリジナルなトレードストラテジの開発環境は必須でしょう。
また、グローバル化により市場の変動要因は多種多様となっています。よって、日本国内
市場だけではなく、ありとあらゆる市場の価格を処理できる能力を持ったプラットフォーム
を使用することも必須となっています。
必須項目は勝つために必要な項目であると同時に、
 
 
負ける要因
 
 
を探し当てるためにも必要です。一般的には勝つためにオリジナルなトレードストラテジを構
築をすると考えられていますが、勝てるストラテジを探し当てることは簡単ではありません。
安定的かつ堅牢性の高いストラテジを手に入れるためには、負ける要因を数多く知っておく
ことが重要です。何が要因で負けるのかを知るためにバックテスト及びバックテスト結果を分
析することで負ける確率は徐々に低下していくでしょう。
また、勝てるストラテジを手に入れようとバックテストを繰り返しますと、見つからないことから
の飽きが来ます。最初から、構築したストラテジは負けるストラテジだと意識し、負けの要因
を蓄積することで負ける確率を低くしようとする姿勢も大切なのです。
 
 
 
 
まずはバックテスト環境に触れてみましょう♪
Multichartsには30日間のトライアル期間がありますので触れながら体感することができます。
 
http://www.multicharts.com/
 
ただ、言語系を中心に体感したい方は言語系を習得してからダウンロードした方が良いと思い
ます (^-^)/