こんばんわ。
さて、このブログのネタ噺も皆様方に支えていただきましてようやく百話と相成りました。
いつも本当にありがとうございます。m(_ _ )m
お盆も過ぎてやや涼しくなった今日この頃、時期も時期ということでして、
今回は以前お話しした トラウマ漫画話で"百"物語といたします。
というわけで今回は割とガチです・・・よっこらせ
久しぶりにこれ貼り付けたなあ・・・
こっから先は遠慮なくいきますので、やな予感した方は引き返してくださいね。
(BGM:奉神御詠歌)
では・・・
元はといえば先日、デビルマン(漫画)の話をしたあたりからまとめようとは思ってたんですが
幼少期に色々と怖かった漫画話などしてみようかと思います。
意外に思われるかもしれませんが、管理人割と怖がりな方でして、幼少期は「わけがわからないもの」に結構うなされたものです。
特に本屋の下の方にある
これとか
これとか
この辺に覚えがある方もいるのではないかと。
で、うなされっぱなしが悔しいので「わけがわからないもの」を「わけがわかるもの」にしようとした結果こうなったと。
もちろん今見れば、「大したことない」ものが多いんですけどね…
で、まあ、いわゆるホラー少女漫画・・・サスペリアとかホラーMとかは割と耐性ついてから読んだのであまり印象に
残っていなかったりしまして(御茶漬海苔は結構きつかったですが)
どちらかというと物心つくころに読んだ手塚治虫や藤子F不二夫、コロコロの夏漫画などがメインになるかと思います。
最初はランキングにしようかと思ったんですが、順序つけようがなかったので適当に・・・
では、前置きが長くなりましたが・・・始めます。
【その1】 手塚治虫:初期ブラックジャック
意外かもしれませんが、初期のブラックジャック(左下に「恐怖コミックス」とあるころ)は
かなりトラウマ話が多いです。
後にヒューマンコミックスになってからも17巻 地下水道みたいなグロ絵はあるんですが、
この頃は容赦なかったですね。
特に印象に残ってるのは
5巻 人面瘡
6巻 灰色の館
2巻 その子を殺すな
8巻 魔王大尉(ラスト)
あたりです。基本的にBJでもどうにもならないような話はやばいのが多い印象ですね。
【その2】藤子・F・不二夫 ドラえもん
原作ドラに怖い話が割と多いのは有名ですね。
ゴルゴンの首、かげがり、人間製造機あたりが代表的ですが、
個人的には単行本27巻収録の「しあわせトランプの恐怖」がかなり怖かったです。
持ち主の願いを叶えるたびに1枚ずつカードが消費されるんですが、
最後にジョーカーのみになるとそれまでのしわ寄せで災難が雪崩のように降ってきます・・・。
尚、願いは思っただけで自動発動な上に、捨てても持ち主のところへ戻ってきます。
対策としては使い切る前に譲渡するのみという・・・要するに呪いのビデオとか不幸の手紙と同じパターン。
例によって最後の最後にのび太のところに戻ってくるわけですが…
恐る恐る残り枚数を確認するのび太といい、残り一枚でニヤリと笑うジョーカーといい・・・
ラストは思いもよらぬオチでのび太は呪いを回避するのですが…なまじ回避しただけに呪いの怖さが際立ちます。
他、大長編のトラウマ製造機としては魔界大冒険のメデューサとかパラレル西遊記の食卓、日本誕生の神隠しが有名ですね。
メデューサは私はそうでもなかったんですが知人がトラウマなってました。
安全なはずの現実世界にまでやって来るのがきつかった模様。
【その3】藤子・F・不二夫 異色短編集
定番。
彼岸島流血鬼、 絶滅の島あたりは視覚的に怖いですし
ミノタウロスの皿、カンビュセスの籤あたりは鬱展開ですし
USDマン、ヒョンヒョロに至ってはもう・・・・・・
大体藤子F=アニメドラえもんという人にこの辺見せると大変なことになりますね。
【その4】滅びの魔光伝説(久間まさあき)
【その5】ススムちゃん大ショック(永井豪)
「滅びの魔光伝説」はある世代にはトラウマの別冊コロコロコミック読み切りホラー。
夏のホラー特集とかやってた時代がありまして、目玉だった蛇人間の話が平和な話
(インスマスの影とプロット同じ、みんな人外なら怖くない、むしろ爆発しろ)
だった分こっちの不意打ちはかなり来ました。
後になってプロットが永井豪の「ススムちゃん大ショック」とほぼ同じなのが分かったので
一緒に紹介します。(画像は省略)
どんな話かって…? パラレル西遊記の改変世界が延々と・・・(脱出不可)
【その6】死神少女 古城武司 立風書房
自分の一番古い部類にあるトラウマ漫画です。確かスーパーで立ち読みしたんだっけな…
長年タイトル不明で、ワンシーンしか覚えてなかったんですが
そのワンシーン、キャラ名だけを頼りに2年前くらいに見つけることが出来ました。
検索技術ってすごいね・・・。
あらすじは西洋・魔女・理不尽・全滅の鬱展開てんこ盛りな映画調で逆に珍しい。
今見ると大したことありませんし、映画っぽい話作りに感心したりもしますが
・・・物心ついたころにバッドエンド見たのはきつかったです。
【その7・ラスト】パタリロ!巻末のホラー短編 魔夜峰央
ラストはこちら。
まもなく100巻を迎える長寿シリーズなんですが、
作者の魔夜峰央先生が元々ホラー漫画でデビューしたこともあり、
その頃のホラー漫画が巻末に載ってました。
・・・今思えばなんつー鬼畜な所業を・・・
で・・・ちょうどうちに6~8巻だけ買ってもらってあったんですが、
極めつけに怖いのが6巻収録の『妖怪稚児地蔵』という話です。
たいていの話は今見るとさほどでもないんですが、これだけは今読んでもぞくっと来ます。
他には『怪奇生花店』とか『霧魔』とか『悪魔の雷鳴』なんかも・・・
(なんでよりにもよって極めつけに怖いのばっかりうちにあったんだろう・・・)
他に『牡丹灯籠』なんかも描かれてますが、オチがなぜか吉備津の釜だったり。
(先生落語好きだから・・・)
今回調べたら、この辺の話だけで単行本化してますので怖いの大丈夫な方は・・・
(尚、責任はry)
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妖怪缶詰 (第1巻) (白泉社文庫)
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妖怪缶詰 (第2巻) (白泉社文庫)
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さて・・・思いつくところではこんな感じです。
他にも断片的な記憶がないこともないんですが、わざわざ掘り起こすまでもないような。
こうして並べてみると、様々なようで実は『不条理』『バッドエンド』系統に収束してることがわかりました。
因果応報系はあまり怖くないって言うかむしろお化けに肩入れする性質なので、この辺が独特なのかもしれませんね。
と、まあトラウマな作品でも、踏み込んでみるといろいろ傾向が掴めて怖がらなくて済んだりもしますので、
時には立ち向かってみるのもいいかもしれません。(ただし対策は万全に)
【おまけ】
アニメ・映画・ネットのトラウマ
こちらは画像も用意しにくいのでさらっと。
【アニメ】 SF多いです
・銀河探査2100年 ボーダープラネット
24時間テレビの手塚アニメ SFホラー
・ガルフォース エターナルストーリー
ホラーじゃないんですけど全滅だわ敵エイリアンだわ・・・小学生に見せんな。
・炎トリッパー
高橋留美子 ホラーではないんですが雰囲気が。
【映画】
・HOUSE
大林宣彦のアレ。今見ると怖いというより電子ドラッグですが。
【ゲーム】
ひぐらしのなく頃に 綿流し編
目。
【ネット】
・リアル(洒落怖)
個人的にオチでぞくっと来た唯一の作品。注意。
やっぱり理不尽系だなあ・・・
と、これ書いてる時間がちょうど丑三つ時でしたが、丑の刻も間もなく終わりですので今夜はこの辺で…
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破ァ!
(寺生まれってすごい 尚管理人のイニシャルもTだったり。)
どっとはらい