昨日は好天(暑すぎ?)の中、クラブの中学生たちが通う二つの中学校で体育祭が行なわれました。


私も息子の通う中学校の方へ応援に出かけました。

その中で気付いた事を一つ。


最終種目は全員リレーというクラス全員がバトンを繋ぐ(人数の半端は誰かが2回走る事で調整)リレーで、ポイント争いも絡んで非常に盛り上がります。

学年毎に走りましたが、最後の3年生の時にあるクラスは初めの一人目だったか二人目だったか記憶は定かではありませんが怪我をしてたか若干障害があるのかっていう子が走りました。

当然そこで差がついてしまい、先頭とは途中で半周くらい差がついてしまいました。しかし、その後に走る子が誰一人諦めたりふてくされたりした走りをせず、最後まであきらめないで皆真剣に走っていました。


結局最後までその差が詰められず(逆に離されもせず)そのクラスは先頭と半周差の最下位でした。

でも私はそのクラスのリレー見て涙が目に滲んでいました。

今時の中学生なら「もう駄目だ、ばかばかしくてマジになんか走れない!」って子が数名居てもおかしくない状態でした。そんな中で見た目にも「速っ!」って子も、身体が重くて走り難そうな子も、皆が皆本当に一生懸命走る姿に感動しました。


最後にPTA役員の雑談の中で「あのクラスに何か賞をあげたかった」って話をしましたら、「うちの息子のクラスです。息子に言ったら喜びます」っていう方がいました。


私自身がこのようにランニングクラブに関わっているから、特に強く感じたのかも知れませんが「最後まであきらめない!」っていう気持ちは大切に持って欲しいと再認識させられました。