ノッテインガム大学心理学科、Ellen Townsend博士らは「離乳期から、ピューレ状離乳食をスプーンで与えられた乳児より、手づかみ離乳食を与えられた乳児は小児期の食生活が健康的」との発表を行った。


研究では、生後20ヶ月~6才半の幼児155例の親を対象に質問調査を実施。92例が手づかみ離乳食(乳児主導群)63例がピューレ状離乳食(スプーン離乳食群)だった。与えられた食品は、様々な種類を取り混ぜてあった。


嗜好に関して

乳児主導群ではより炭水化物を好む傾向にあった。

一方、スプーン離乳食群では甘味食品を好む傾向があった。


スプーン離乳食群では過体重、肥満が多かった。



同博士らは、与えかたが食品の好みに影響する、という先行研究を例として、ピューレ状離乳食では、歯ごたえ、かみごたえが失われてしまうと指摘。固形炭水化物が乳児主導群で好まれたのは、噛みやすいからであろう、と推測している。



なお、乳児主導群での窒息ほとんどなかった、という。



同博士らは

「乳児主導の離乳で、自ら摂食をコントロールすることを学び、ひいては健康的な食品を好み、適正なBMIを維持することにつながる、と示唆された。現代の肥満の増加をくいとめる上で、今回の知見が役に立つであろう」

と結んでいる。



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手づかみ離乳食、という文化。ご存知でした?

私は恥ずかしいことに、知りませんでした。てっきり、離乳食はピューレ状離乳食だと思っていました。



赤ちゃんに、好きなように食べ物をしゃぶらせてあげる。

確かに、食べる事を自分でコントロールする、野生の力を復活させるような食べ方です。



こういうやり方があるのですね。



窒息を避けるには、中途半端に小さい物でなく、手で持ってかぶりつくような大きさのものが良いのかな、と思いました。