ふ六月になりました。
菖蒲や、いろんな色の紫陽花が咲いています。
さて、教室にはそれぞれのカラー(個性)があります。
そのカラーを放っているのは、生徒さんたちメンバーの顔ぶれに他ありません。
明野教室は私ひとりで見るようになり一年が経ちますが、その間に大きな変化がありました。
それは、男子たちの頼もしさです。
先ずは、私が公民館に到着をするのを待ち構えていたかのように、タイミングよく駆け寄ってくるKくん。
さっと荷物を持ってくれ、教室まで運んでくれます。
そして、机の位置を変えてくれたり椅子の移動を手伝ってくれます。
たまに教室の移動などがある時には、Kくんを筆頭に同級生のYくんや、まだ二年生のHくんも進んで手伝いをします。
その手際が良すぎて、私の方が男子たちに指示を仰ぐ逆転現象(笑)
口癖の、「女の子やお母さん、おばあちゃんには特に優しくね。」が、効いているのかしら〜私はおばあちゃんどす
子どもたちには将来、身体の不自由な方や小さな子どもたち、力の弱い方や立場の弱い方を守れる優しく強い大人になってほしいです。
先日の火曜日は和室のお部屋だったのですが、2年生のHくんはまだ身体も小さいのに、お兄さんたちの真似をして机の片付けをしようとしています。
その気持ちはとても素晴らしいことなのですが、和室の座卓は思いの外重いため、まだ少し早いかなと思い、やめるように伝えると、「大丈夫、力持ちやけん!」と、ナントひとりで机を抱えてみせるHくん。
「おぉー、どうしてそんなに力持ち?!」。
「Hくんは空手をしていたから」、とお友だちとお姉さんのKちゃん。
確かに良い筋肉を持っているようです。
ほかにも柔道やレスリングなどに適性があるように、私には見えます。
その日の帰りは、中学生のSくんが荷物を一緒に持ってくれました。
教室に初めて来た時のSくんは、まだ小学二年生の小さな男の子でした。
当時は私はしゃがんで話し掛けていましたが、いまでは私より身長が高くなっていて、横に並んで話す時は見上げていますね(笑)
前年度で教室を卒業した高校生のKちゃんも、今年の三月まで毎回最後まで教室に居てくれ、さり気なく片付けを手伝ってくれていました。
Kちゃんもとても優しく、多才な生徒さんです。
年中さんから13年間教室に通っていたKちゃんとの想い出は数えきれません。
またエピソードの機会を持ちたいと思います
そして、木曜日教室のHくんは小さなことにもよく気がついて、やはりさり気なくお手伝いをしてくれ、助かっています。
金曜日教室のKくんはやんちゃでよく私に叱られていましたが、急にお兄さんになりました。
今は、誰よりも早く来て椅子を出してくれています。
もちろん、早く来た女の子たちもみんなで教室の準備をしています
ご好意で教室の準備と片付けに来てくれている、山口さん親子、旧知の石井さん、そして生徒さんたちのおかげて、日々温かい気持ちで過ごすことができています。有り難いことです。
さて水曜日教室ですが、大きなお兄さんたちは穏やかでスマート(知的)、小学生の男子たちは、、発展途上かな〜、きっと先輩たちの姿をみて成長をしていくことでしょう
・・先週のみんなの作品より・・
※氏名は一部のみの掲載となります