この頃は時候を忘れそうな日々送っていましたが、今は冬ですよ、と今日はビンタをされたように感じる冬らしい一日でした。ビンタとは頬をたたかれることですが、自分でためしたことがある
さて、忘れた頃にやってくるもののひとつにコンクールの結果があります。
夏休みの学校課題のひとつ、「JA共済書道コンクール」は、今回で67回目を迎える歴史のあるコンクールです。
入選数が少なく入賞が難しいコンクールですが、今回は金賞と佳作に生徒さんが入賞をしていたとこのこで、報告を受けた時は自分のこと以上にうれしいものです。
ホルトホールのエントランスに展示されているとのことで見に行ってきました
佳作
Nちゃんののびやかな性格が文字に現れています
JAの書道コンクールは、小学1、2年生時は硬筆、3年生以上は毛筆(半紙、半切)の出品をします。
今回、硬筆の金賞入選者は1、2学年ともに各二名。
狭き門でした。
Mちゃんの作品はいつも書線が活き活きとしていて、澄んでいます。
間近でみている生徒さんたちは、どうしたらMちゃんみたいに上手に書けるの?と質問をします。
ひとつは、Mちゃんはただ書いているだけではないよ、と伝えます。
手本をよく観察し、丁寧に書いています。
そして丁寧に練習を重ねて、書くことが楽しくなるまで書いています。
「どうしたら上手にかけるの?」と質問をした生徒さんは、Mちゃんに近い感性をすでに持っています。
どうしてかな、どうしたら、、と気づくことは文字の上達も早めますが、物事に対して最善を見極めるレッスンにもなっています。
古から続く書写(臨書)から学べることのひとつです。
生徒さんたちには、人生も丁寧に積み重ね、どんなことでも楽しむことができる人になってほしいです。