スタインウェイのニューヨーク工場で作られたピアノが置いてある



ショウルームに行き、外から中を覗くと、



超高級そうで、敷居が高そうなので中に入るのをあきらめた。



けれど、ホテルに戻った後も、そのことが悔やまれ



ダメ元で中を見せてくれないか頼もうと



翌日、再度、ショールームへ向かった。



入口のディスクにいた人に、見学をさせてくれと



お願いすると、すんなりOKが出た。



厳粛なロビーを通り、中に進むと







ピアノ部品が並べられていた。



どの部屋にも、10数台のピアノがあり指弾できた。



一番奥の部屋には、ホロビッツの絵が飾ってあった。







彼は、ハンブルク製よりもニューヨーク製を愛したピアニスト。



地下に行く階段を見つけ、胸が高鳴った。



そう、この地下は、グレン・グールドが録音に使う



ピアノを選んでいた場所。







ここのピアノも自由に指弾できたけれど



私には、どれがバッハの録音に適している音なのかが



わからなかった。



けれど、ものすごく満足感があった。



さらに、その奥には調整中のコンサートピアノが数台あり



「それには、触らないでください。」



と係りの人が言った。



全部で、スタインウェイが100台から150台は、



置いてあったと思う。



あとボストンピアノ、それからヤマハのアップライトが1台



廊下に置いてあった。



きっと、下取りをしたピアノかな。