
三島由紀夫 作の「道成寺」を観た。
能、本来のストーリーは、お坊さんを愛した女性がいて
お寺まで追いかけ、お坊さんは、鐘の中に隠れ
その女性は、蛇となり、どくろを巻いて焼き殺す話。
三島由紀夫が書いた、近代能楽集では、
鐘ではなく箪笥。
その巨大な箪笥が、舞台に必要なため、この戯曲は、
滅多に上演されないのだそう。
今回の舞台は、トーマス・オリヴァー・ニーハウス(ドイツ)が
昨年演出した作品を真似て、箪笥が客席にある設定。
つまり、舞台上には、最低限必要な箪笥が登場せず、
それは、観客の創造の中にあった。