土曜日のはなし

長男が外に連れ出してくれました

大好きな観音様にお参り、元居住地近くの公園、、

長男にとって、10年暮らした思い出ある場所

私たち家族の起源である地


大人になって様々な思いが巡り、幼い頃に理解し得なかった事を改めて感じているのでしょう



緑色のどんぐりが欲しいと探しに来たり、

パチンコ(Y字型の玉を飛ばすおもちゃ)が欲しいと言われて、木の枝を拾いに来たり、

簡単なお弁当を持って半日以上過ごしたり、

他のお友達、ママ友と集まるのもその公園でした

私にとっても、息子たちと多くの時間を過ごした思い出が公園だけでなく、そこかしこに広がっていて、その日々はまだ鮮やかな色を放っています


ただ、やはり我にかえると元旦那との生活がまざまざと蘇り、12年経った今でも乗り越えられない壁があります

今の住居がかつての居住地からそれ程離れていないというのも、過去のものに出来ない原因であると思います

シェルターでは、「最低100キロ離れた所に住むように」と言われていたにも関わらず、今の場所を選ばざるを得なかった事情がありました

息子たちが育つにつれ、「いつか見つかってしまうかもしれない」という恐怖は薄れこそしましたが、消せる訳でも消える訳でもなく、私の頭の片隅にずっと存在し続けています


とても楽しかったドライブでしたが、次の日の日曜、(つまり昨日)は夕方まで起き上がれない位の疲労で動けませんでした

この呪縛はいつ解けるのか、この世に元旦那が存在し続ける限りは無理だと思います