1日の終わりに、大好きな作家の新刊を少しずつ読みすすめている



読み終えてしまうのが哀しいから、毎日少しずつ



お風呂からは結構なボリュームで次男の歌声が聴こえてくる



隣には久々にお泊りの彼がいて、私は彼の太ももの上にででーんと自分の脚を乗せながら本を読む



少し離れたところから、長男の鼻歌が漏れ聞こえ、三男がトイレに移動する足音がする



生活音が大きい我が家は彼にとっては居心地のいいものではないらしいが



私は常に誰かの気配がするこの家のそういう感じが大好きで、落ち着くし安心する



家のぐるりを庭に囲まれた造りなので、隣近所の音は殆ど聞こえず、虫の鳴き声や鳥のさえずりが聴こえ環境的には最高の立地でもある



住心地はとても良いけれども、子どもたちが皆巣立った後は別の所へ引っ越す予定



もしかしたら彼が中古住宅を購入するかも知れなくて、そこで同居するかも?

 

いやでも、私の心の中では、もう一度若い頃のように一人暮らしをしてみたい気持ちもあったり



まだはっきりと決まっていない近未来の生活に思いを馳せる







昼間、寝転がり見上げた体育館の天井の写真
   


なにかの、誰かの気配を感じながら、ぼーっと考え事をしたり本を読んだりすることが、子どもの頃から好きだった