受けた傷は、自分で思っているよりも深い場合もある
、が、気にしていても仕方ない
いつまでも恨み辛みを抱えていても、そこからは何も生まれない
だから、さっさと忘れる!
そして笑い話にしてしまう
だって、もう終わったことだもの
このお花を見ると、子供たちがまだ幼い頃に散歩していた当時の記憶が甦る
はじめは長男一人だった
そのうち、お腹の中の次男と、、次男が産まれ、お腹の中には三男が、、となり
小さな三人を連れて近くの土手を散歩するようになった
春になると、このお花がそこかしこに咲いていたのだった
どんなことがあったって、この子たちを守るためならと私は強くなれた
どんなことになったって、あの子たちがいてさえくれれば、私はこの先も強く生きていける
「是非に及ばず」
明智光秀の謀反を知ったときに、織田信長はこう呟き、現実を、仕方ない、どうしようもないこととして受け止めたとある
心をその場に留め、煉獄に身を置くよりも、物事を受け入れてそこから去ってしまった方がいい
明日さえどうなるか判らない世界なのに、拘っているのは時間の無駄
そんなことより、家族や、愛する人を大切にしていたい
