日に日に片付いていく長男の部屋



物がなくなり、すっきりしていくと同時に、この部屋の主はここから去っていくんだな、という現実に囲まれる



子育てはカウントダウン



幾度も(成長という名の)別れを繰り返して、いつかは本物のお別れがやってくる



職場での諸々にエネルギーを取られ、どんなに疲れていても、子供たちの顔を見るだけで癒されている毎日



感謝し続けなきゃ



そして信じる



彼らの底力を



私の息子たち



大切な大切な宝物



究極、恋人と息子たち、どちらを取るかの選択があるなら、私は迷わず息子たちを取る



意外かな?笑



恋に夢中になっているのは私のほんの一部分



女としての本能、そういう自分も好きなだけ



私の全ては、彼らの為



そこが私の原点








使い古した目覚まし時計



鳴ったら止めにいくだけの儀式(本人いわく、それで起きなきゃスイッチが入るんだから、と)なんだからいらないんじゃない?と言ったら



「いや、こいつは連れていく。」



あああ涙が溢れる