それからいくつ山を越えただろう



とにかく山道



ずっとずっとずーっといつまでも山道



緑映ゆる木立の中、くねくね道を進んでいく、、



次に向かう場所、実は次回にまわそうかとも思った



運転しっぱなしの彼の体を気遣って



「いいよ、行こう!」
そう言ってくれて嬉しかったけど、本当に心配で



私は助手席でチョコを食べたり、楽していたから



そこは、
「人なんか来るの?」
と彼が不思議がるほどの僻地笑



「私みたいな変わり者が何人かいるはず、絶対。」
そう言うと
「案外そうかもね。」
と笑った








畦道の向こうは、海



そして







立ち並ぶ風力発電機



反対側にも沢山、でもそれは少し遠すぎて写真には写らなかった



「海の上にもある!」
思いがけずはしゃぐ彼でした、







私、ここに立ちたかった、


この景色が見たかったんだよ









変わり者は、数人いました笑









心からありがとう





大好きな君へ