昨日はイベント楽しかった
売り上げもだいぶ出たのでは
接客は好きなので、あっという間に時間が経ってしまった
逆に夜までいたい位だったな
帰りが遅くなるので女の人は先に帰されてしまうからつまらない
結局朝はKに迎えに来てもらった
寂しさを紛らわしたくて利用した
最低
でもKは知らずにとてもはしゃいでいて、嬉しそうで、
「コンビニ寄る!」
と私の好きなカフェラテを買ってくれて
「もう少し話してたい。」
そう言って主に仕事のことではあるが、隣で楽しそうに話していた
最低私
彼とは会えない訳ではなく、むしろ毎日顔を合わせるし、ラインも電話もマメにしてくれる
人付き合いが多いのは承知の上だし、子供たちのことを考えてくれて、家に来ることを控えてる
我慢しているのは私だけではないのだけれど
時々思いが爆発してしまう
元々私は相当なかまちょだし、はまればとことんな自分の性質だからこそ、色々セーブしてきた
誰も好きにならず、真の部分を押し込めてきた
彼に出会うまでは
彼に出会ってしまったことで、守り続けてきたものが簡単に崩れてしまった
あの人は、明るいだけではなく、人の心の頑なさをとく力がある
事実相談をされることがとても多い
昨日も、イベントでお客としてきた高校生に、初対面なのに、めっちゃディープなカミングアウトをされていた
どうみても女子高生なその子は、性同一性障害だと言って、これまでの苦しさを彼に吐き出していた
↑
傍らで聞き齧っていたkが何も理解せず、
「こいつ独り暮らしだからお持ち帰りできるよー!」
とか冗談で言っちゃって、その子は本気にして、片付けの時にまた彼の所に来たと
さっきのお持ち帰りの話、本当なら泊めてもらえませんか?と
彼は
「あのくらいの年頃の子は全部受け止めちゃうから、軽はずみなことは言えない。」と
ラインや電話番号は勿論教えなかったし、家に帰る電車賃がないならあげるからちゃんと帰るように説得したと
来年またここにいる(来る)から、そのときにまた会おうと言ったよ、と
親御さんと上手くいっていなくて家出したかったのかも
でも一歩間違えば犯罪の道を辿ることになる、、相手はなにせ未成年ですからね
その子が彼に縋る気持ち、私にはよく判った
あの人にはそういう懐がある
見える人にだけ、見える力が
だから吐き出せたのだろう
彼は私より一回り年下だけど、しっかりしているし男らしいし、何でも知っていて、何でも出来る
本当に何でも
パーフェクトに近いけど、ある一点ウィークポイントがあって、たまたま私がそこを埋めてあげられた
たまたまタイミングが合っただけなのかもしれないけど、足りない部分を補い合って今に至っている
そんな歳の差だし、この歳だし、正直「しんどい」と思ってしまうのも事実で
自分の感情に振り回されることで、気持ちが上がったり下がったりするのが、時に耐え難く辛い日がある
夕べ、電話の時
思いが溢れて、言ってはならない言葉が飛び出してしまった
彼の返す言葉を遮ってまで私は言い放った
「わかったよ。」
という言葉に被せるように
「じゃあね。」
と電話を切った
こんなことを言いたかったんじゃないのに
こんな風に電話を切るはずじゃなかったのに
もう遅い
大好きだよ、の後に
「私も。」
と言うだけでよかったのに
最低だ、私、
それでも切り替えて学校の行事には行ってきた
むしろ考える隙がなくなって、好都合だった
そして帰宅した今
どうしようもない思いに押し潰されそう
雨音がそれに拍車をかける