探検家(長男・自称)が目下夢中になっているのは、アリジゴク
アリジゴクは、ウスバカゲロウというトンボに似た昆虫の幼虫です
友人である探検隊長と共に採集、観察を続けているそうです
図鑑でしか見たことがなかったアリジゴクを私も見たい!みたいみたい!と行ったところ、庭で巣を見つけてくれた
土が細かく砕かれさらさらになっていて、すり鉢状に凹んでいる
それがアリジゴクの巣の目印
そうっと掘り起こしてみると…
いた!
膨れているところに養分を蓄えています
アリジゴクは主に蟻を捕食します
その他にダンゴムシなども
捕まえてその体液を啜るのです
体液を吸い尽くしたあと獲物の体の中に糞をするそうです
なんて無慈悲な
と思いきや、ものの本に依るとアリジゴクは糞をしないらしい
成虫になるまで、養分としてその体の中にしまっておくようだ
だが、探検隊の観察日記によると、体液を吸い取られた蟻を潰したら中から黄色い液体が出てきたという
2人は、それを糞だと思ったらしい
その、食後(?)獲物の体の中に何らかの液体を注入することは、どの図鑑を調べても載っていなかったが、彼らなりにそう判断したのだそうだ
今現在、隊長と共に4匹のアリジゴクを飼育している
こないだは巣を作る様子をずっと見ていたとか
アリジゴクは後ろ向きにゆっくり進みながら、邪魔な石などをぽいぽい投げながらすり鉢状に潜っていったそうな
なんだか…すごく平和だね
※1部分、文章を直して加筆しました
私、虫はそんなに好きじゃないけど…
虫によれば大っ嫌いな種類もあるけど…
でも生物として捉える意味では好きかも(笑)

