騒がれている、尼崎事件




「何故すぐに警察に行かないのか?」
などというコメントを見ていつも思うことがある


警察は、全知全能ではないのにと




助けを求められない苦しさを私は、知っている


知っているからこそ、この類のものは一切見聞きしたくない


間違えて見てしまうとその後何日も何日も哀しい思いに取り囲まれてしまう






恐怖に支配された閉塞感は、当事者にしか判らないと思う



支配者は、孤立させる
断絶させる


そうして、痛みと苦しみを断続的に与える


逆らう気持ちを奪い取られて、生きる気力さえ失っていく


そんな毎日がずっと続いていく


「助かりたい」
という思いが、いつしか
「逃げられない」
に変わっていく



逃げ切るか、
捕らわれたまま生きるか、
殺されるか、


選ばざるを得ないその人なりの理由がある





亡くなった方々のご冥福を、心の底からお祈りいたします