クリスマスが近付くと観たくなる映画がある


【ロング・キス・グッドナイト】




好きな映画って、記憶に残るシーンがいくつかあって、それをまた観たくなって…の繰り返し



この映画では、主人公のジーナ・ディヴィスがショットグラスでお酒を煽るシーンが格好よかった


デミ・ムーアの【素顔のままで】でも似たようなシーンがあったけど私的には断然前出の方が好き



PTAの役員をしている(教師の)ママが、実はCIAの特殊工作員だった!という破天荒な設定なのですが、サブのサミュエル・L ・ジャクソンがいい感じにストーリーを運んでいってくれる



ジーナ・ディヴィス演じるサマンサが、
失っていた記憶を徐々に取り戻していくのだけど、頭よりも「体が」おぼえていて、それらのシーンも面白い


「生きることは痛みに耐えることよ」という台詞が二度出てくるのですが、二度目がよかった←





悲惨な事件は、それだけが独立してあるわけではなく、むしろ日常のなかに巧妙に混ざりこんでいる


風に舞う埃や塵のように


他人事に思っている「あり得ない」ことがいつ自分の身に降りかかるか判らない


二時間足らずで完結してしまう映画は、物の考え方のヒントをくれるけれど、やはり「事実は小説(映画?)より奇なり」だなぁと思うのです