毎日夕日を見に行った

沈む夕日を待って僕達は
いろんなことを話した

のんびり寛ぐ人々を
眺めながら
写真を撮ったり、した

オレンジ色に染まる世界
髪も肌も瞳も
砂浜も


あの時
僕達は
同じものを追いかけて

心は
同じ所に向かってた

消えて行く今日という日に別れを告げても

繋がっていく確かなものを感じてた

それだけで
僕は
よかったのに