詩『言葉の街から』 対話シリーズ 6532-6535 | nishiyanのブログ

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この列島の一住民です。(九州)
今までにない最悪の復古的イデオロギー政権を退場させるため消費(GNPの約6割を占める家計消費)を意識的に控える活動を広めることを開始。2017.12.14に休止。★ひとり継続中。

詩『言葉の街から』 対話シリーズ



6532
人はどうして変身するのか
たまる砂粒を吐き出して
すっきりしたいからか



6533
家族のものたちは
人も物も次々に
〈神〉に捧げられスッカラカン



6534
家族の内をかろうじて流れていた
みどりの小川は涸(か)れ
心の肌は乾いて空虚になっていく


6535
信のない者にとって
〈神〉に捧げてしまうと
家族は死の家