詩『言葉の街から』 対話シリーズ 6519-6522 | nishiyanのブログ

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この列島の一住民です。(九州)
今までにない最悪の復古的イデオロギー政権を退場させるため消費(GNPの約6割を占める家計消費)を意識的に控える活動を広めることを開始。2017.12.14に休止。★ひとり継続中。

詩『言葉の街から』 対話シリーズ



6519
例えば「アメリカ大統領選」
うすーい関わりがないことはないとしても
全くの圏外にいてぼくは冷たいジュースを飲んでいる



6520
遠く近く 様々な理由で人が死ぬ 人が喜ぶ
おんなじ人間界とはいえ 無関係に近く
圏外で忙しくしている自分がいて



6521
先ずこの小さな水たまりの
手触りの実感にはじまり
遠出してもまたそこに帰ってくる



6522
この手の及ばない
この手ではどうしようもない
世界があり そのことはくり返し反芻する