短歌味体Ⅲ 3198-3201 ネット海シリーズ・続[短歌味体 Ⅲ] ネット海シリーズ・続 3198 花冷えの春、人も世界も しずかに 昏(く)れる世界の渦中歩いて行く 3199 (わからない)とつぶやく 隣を ふうっと抜けていく風がある 3200 楽しい歌やダンス いいけどさ 心の内に鳴り響く 異音異韻律 3201 (やけに楽しそうじゃないか) 閉ざされた 行き止まり ぶ厚い雲 ウ