
今日の午前10時から仙台市沿岸部にできた、第1号の津波避難施設の見学会に参加してきました。
仙台港の南西方角の住宅地に近い、事業所用地の中にできました。現在建設中の水族館の近くです。
屋上避難スペースは、高さ9.9mです。そこまで、写真のようなスロープになっています。
車イスを押して昇ることができますが、流石に自分で車イスを動かして登ることは難しいようです。スロープが長く、途中で停まると戻ってしまうためです。
途中の2階の屋内避難施設には、太陽光発電の蓄電設備、ストーブやトイレ、防災無線が備えられ、毛布や食糧、水などが用意されていました。
これから、仙台市沿岸部に、このような避難施設が10か所整備される予定です。
見学終了後、市の施設の中で、津波で流失した写真等の展示・返却をしていましたので、行ってみました。
写真は、写真ホルダーやパソコンに収納されていて、それを閲覧しました。
1時間余り、3千枚以上見たと思いますが、わが家の写真は見つかりませんでした。
でも、瓦礫の中から見つけた何万点もの写真をきれいにし、ファイルに収納し、分類し検索するようにするのは、大変だったと思います。
今日も何人ものボランティアが写真を探すのを手助けしていました。
心より感謝します。