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 今日、津波で被災した町内会の秋まつりが開催されました。
 
 午前中は、津波避難訓練で内陸4㎞付近まで車で避難した後、海辺に行って防潮堤防の建設現場を見学しました。
 
 そのあと、お昼から仮設プレハブの集会所で秋まつりを開催しました。
 町内女子会が準備した「芋煮」と町内事業所から提供いただいた「インドカレー」を食べながら、ライブを楽しみました。
 
 この町内会の集落は、海から1から2㎞ほど離れた場所にあります。
 東日本大震災の津波で58人の方がなくなりました。
 震災前125世帯が暮らした町内には、現在、60世帯が戻り暮らしています。
 
 海辺の7.2mの防潮堤防は間もなく完成するのですが、海から1㎞付近に建設予定の6mのかさ上げ道路ができないうちは、津波警報が発令されると、内陸の方に避難しなければなりません。
 
 いざという時に、助け合って避難するためには、日ごろのコミュニケーションが非常に大事になります。
 
 また、いろいろな地域の課題があり、解決に向け取り組むには、元気がいります。
 
 みんなが集まり、食事をしたり歌を聴いたりして楽しんで、新たにエネルギーを充てんし、みんなでがんばっていくのです。