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 写真は、今月に入り閉店した、セブンイレブン仙台荒浜仮設店舗です。
 海岸から約1㎞離れた荒浜交差点の傍にあります。
 震災前、ここにはセブンイレブンの店がありましたが、津波で流されました。
 
 昨年2月、ここに仮設店舗ができました。ATMもありました。
 沿岸部には当時、コンビニがなかったので、大変重宝しました。
 私のように近くに住んでいる者、復旧工事に従事している人、脇を走る県道塩竈亘理線を通行するドライバー、慰霊のために荒浜を訪れる人などに利用されていました。
 営業時間は、午前5時から午後9時まででした。
 震災前は、800世帯ほどの荒浜地区を背にしていて車の通行も多かったのですが、震災後、特に夜になると車の通行が極端に少なくなりました。
 
 このコンビニがあった場所は、津波防御のため6mかさ上げされた県道になる予定です。それまでの仮設店舗でした。
 いよいよ、かさ上げ県道の工事が始まるのでしょうが、このコンビニがなくなると寂しくなります。特に夜は、暗闇の中に、赤と青の信号機の灯りだけがともる、荒浜交差点になりました。