アルバイトに行きだして3回目になった。
先ずは土曜の午後から19時半までの勤務。

いつもはお昼を食べてから1時間半はベットで休んでいるので、バイトの日は早めに少なめの昼食ですませる。

初勤務のカウンター人員はシニアのベテラン女性と、中年のカラーロングそばーじゅの女性、と私。ところが初日から心折れる言葉が次々と、、、中年のカラーロングそばーじゅの女。

さらに2日目もこの女がいた。
またしてもキツイ言い方が何度も。

この人、男が嫌いなのか、新人をいじめるのが好きなのか、いいオヤジがバイト先に来るのが面白くないのか、もともとそんな口の利き方しかできないのか。

まだ2回しか一緒に仕事してないので何とも言えないが、派遣元の社員が来た時にもその男性に(30代中)なかなかキツイ口きいてたので、もともとそんな女なのかもしれない。

よろしくお願いしますと言うと いきなりだまって見ててください!
返事をすると 口に人差し指立てて シーッ! (2-3回やられた) 嗄声なのに
何やってるか顔を向けると、マニュアル読んでてください!
手順間違えたら、 前回もやったはずです!
作業中横に現れて〇〇が10ヵ所されていませんでした、そこまでやるのが私たちの仕事です!etc

今まで部下に指示するだけだった60過ぎのオヤジが、こんな女にこの先イジワルされるのかと思うと、悔しいけど2日目でやめたくなった。

でも3回目にいた女性2名はいろいろやさしく教えてくれた。
普通はこうだろうな、と思い直す。

波乱の再就職アルバイトだけど、人それぞれいろんな人生あることわかってるので、少し楽しみながら人間観察して仕事覚えていきたいと思う。

 

さてこの先どんなことになるのやら。
 

霜月に入り冷たい雨の毎日。そろそろ霜から雪片に変わる季節の端境期。

その中でも青空が覗く土曜に面接を受けに行ってきた。

今の仕事を完全リタイア(2月末)した後、ボチボチ探す予定だった求職が、意外にも早く出てきたので即応募した。

考えていた条件は以下。
自転車で通える家の近所。
それも週に2-3日の勤務で午前午後のシフト制。
現在まだ在職中なので、土日祝だけの勤務を希望してきた。

定年後60過ぎのオヤジが応募するには適応外の職種なのだが、履歴書は受け付けてくれた。履歴書なんて40年前の入社以来書いたことないし、顔写真なんて運転免許の更新時しか撮ったことない。

証明写真用のボックスを探さなきゃなとネット検索すると、何と今はスマホ自撮りでサイトにアップすれば、家の前のコンビニでプリントアウトしてくれる。3枚で200円。

予想外にも書類選考を通過し、面接の連絡がきた。
直接雇用ではないので派遣や応援などの人材を管理してる会社。
面接官は息子に近い年齢の課長補佐。

結果までの間、結構ドキドキしながら電話を離さないよう待ちわびていた。
予想してたのはやっぱりダメで、あ〜現実は厳しいなぁ、と嘆いてる自分。

1週間を過ぎてようやく電話が来た。

なんと採用しますとの事。

いつまで出来るかわからないけど、人生の予後に思い描いてた仕事に就きながら、人の役に立つことが少しでも叶うと嬉しいと思う。
 

毎年会社で受ける健康診断の結果が来た。
過去5年間の数値が比較表になっている。
血液検査は何項目かにチェックがついてるけど、それほど心配なし。
それより気になるのは体重の微妙な右肩下がり。

48.9kg
49.4
47.4
46.6
46.1

術前は56キロ前後。
5年かけて徐々に10キロ減。
10年後には上がっているのか、更に下がっているのか。。。

毎回もしつこく書いてますが、毎度食後が苦しい。
ほぼ3食とも、横になって寝ている。
症状が改善される気配もない。
この先ずっと続くなら身体へのダメージが積り、果ててしまうのではと思ってしまう。

お酒と共にとる食事が何より美味であり、お酒無しの食事なんて砂をかむようだ、

とまで言っていた。
それが今となっては、食事そのものが苦行になっている。
味覚異変は無いので、美味しいものは美味しいと、つい食べてしまう。
食べてるときは幸せだけど、食べ終わった後がつらい。

他の大変な後遺症で苦しんでる方には、こんな事でと、失礼な話かもしれない。
体力も少し回復し、外での行動量が増えた結果、消費カロリーも多くなっている。
そう思うことにしている。

声のこともあきらめかけてる。
というか、今発声できる範囲での生活に慣れてきた。
諦め 慣れ 受入れ

ポジティブとかネガティブとか、どちらでもない。
世界は自分が考えるようにしか存在しない。

 

今日は年に一度の会社の健康診断日。

術後、消化器外科と耳鼻咽喉科で半年ごと定期検診してるから、必要無いと言えばないんだけど、決まり事なので受けている。
病気前にはバリウム飲んでたけど、もちろん現在はパス。

食道がんが見つかったのも、もとはと言えばバリウムで十二指腸に炎症痕で、要再検になったのがきっかけ。でもバリウム検査では、直接食道の異変は見つかっていない。
お酒飲む人はやっぱり定期的な内視鏡検査が必須だと思う。

私の場合、一番気になるのは毎度の体重。最近のるのが嫌で計っていない。
恐る恐る確認すると 46.1kg
術前56kgくらいでしたが、術後だんだん落ちて10キロ減。それから4年半で全く増えない。

途中少し増えた時期もあったけど、今はいくら頑張って食べても、無理しないように分けて食べても、毎日甘いお菓子を食べても、どうやっても増えない。食後苦しくて1時間以上横にならなければならないのも変わらない。

でも軽い運動もできるし、ハイキングやゆるいジョグも出来るからあまり気にしないようにしてる。
だから体重計にも頻繁にのらない。

生かしてもらってるだけ儲けもん。

そう思わないと。

今回はいつもの病気ネタに戻って。

このところ食後が苦しくて苦しくて、すぐベットで1時間以上横になってしまう。ほぼ3食とも。
苦しいのは前々からだけど、苦しさ自体が強くなっているかもしれない。
再建した胃管そのものが弱ってきているのか、食べ物を消化しようとする力が低下してきているのか。
以前、主治医に言われた 70歳が一つの壁 という言葉が頭をよぎる。
体重が少ないと、どんどんフレイル化が進むのかもしれない。

もう嫌なことすべてやめて、好きなことだけしていたい。。。
って思うけど、やらなきゃならないことあるからこそ、好きなことが楽しく思える。
楽しいことだけやってたら、それが当たり前になって楽しくないはず。

有り余るほどお金持ちの、不幸な末路っていっぱいある。
権力を追い求めると際限が無い。欲望が欲望を生んでロクなことにならない。
美味しい物ばかり食べて、好きなだけお酒飲んでると、自分みたいな病気になる。(笑)

なんでも度が過ぎるとダメ。腹八分目がちょうどよい。
でもお酒って、ちょうど良いくらいでやめられないところが、魔法のお水。
今は缶ビール半分飲んだだけで苦しくて、2時間近く横になって苦しむことになる。
だからよっぽど調子が良いとき以外は手を出さない。
それでも毎晩ちょっぴりウイスキー垂らして、ジンジャーエールで割って飲んでる。
食事時に何か飲みながらって、もう云十年続いた生活習慣病だ。
もう今更なおらない。

今月から仕事も週4日の契約にして、そのうち2日は在宅にした。
実質、週2日出社。

だって、やることないんだもの。
そんな人間にも会社は給料出してくれる(少ないけど)。
巷では私のような人間を妖精さんと呼ぶそうだ。

朝来て、いつの間にかいなくなる。。。(笑)

半年後には完全リタイアの予定。
大病したんだもの、後はゆっくり生きる。

負け犬の生活ではない。
今まで長く続けてきた生活に別れを告げ、新たな生活に生きる価値を見つける。
閉じていくのではなく、縮小していくのでもない、緊縮生活を送るのでもなく、
新たな自分なりの価値を見つける終活だ。

そう自分に言い聞かせる。