私が好きな季節はそうやっていつも2ヶ月もしないでお別れしちゃう…。
秋は春のような煌びやかさや妖艶さもないし、夏のような元気な感じも楽しさもないかもしれない。冬のようなロマンチックさも。なーんにも持ってない。
秋はそこにいるだけ。ただそこにいてようやく会えたねって言ってくれる。1年間僕はここで待ってたんだって。会えて嬉しいよって。ほらおいでって。1年間よく頑張ったねって。よくまた来てくれたねって。
そんなこんなで別れはすぐで。ほらまた1年後、僕はここで待ってるから安心して行っておいでって。後ろめたい気持ちの私の背中を大丈夫だよって。君ならなんでもできるよって。優しく押してくれる。
だから北国の厳しい冬も。春の出会いも別れも。それを桜で誤魔化そうとする世界でも。夏の乗り遅れた感も。その一言で頑張れる。また秋に 会いに行こうって思える。
そんな秋みたいな男の人が私は好きです。
