今日はキリスト教会では、イースターの行事を行っています。きょうの記事の更新は讃美歌を紹介いたします。まずは、在りし日のマザーテレサが写っている動画を・・・。

「うるわしの白百合」
うるわしの白百合 ささやきぬ昔を
イエス君の墓より いでましし昔を
うるわしの白百合 ささやきぬ昔を
百合の花 百合の花 ささやきぬ昔を

春に会う花百合 夢路よりめさめて
かぎりなき生命に 咲きいずる姿よ
うるわしの白百合 ささやきぬ昔を
百合の花 百合の花 ささやきぬ昔を

冬枯れのさまより 百合しろき花野に
いとし子を御神は 覚したもう今なお
うるわしの白百合 ささやきぬ昔を
百合の花 百合の花 ささやきぬ昔を

讃美歌496番「うるわしの白百合」は、アメリカで生まれた賛美歌でありながら、ほとんど日本でしか歌われていない曲です。そして日本の教会でも最近では歌われない傾向にあり、讃美歌496番「うるわしの白百合」も、だんだんと「知る人ぞ知る」讃美歌となっている様です。
教会では、「白ゆり」は「復活の象徴」とされてきました。秋に植え、冬を越し、夏に大きな素敵な花を咲かせるので、復活の象徴とされてきました。キリスト教会では「ゆり」と言えば「復活」を象徴していますので、「復活祭(イースター)」では白ゆりがたくさん飾られています。「この白ゆりが、キリストの復活をささやいている」という意味が、この賛美歌には込められています。
わたしは若かりし頃(20代)旅先でイースターの日に、訪れたある小さな教会でこの歌を初めて歌いました。大きな真っ白な百合の花が教会に飾られ、まっ白なワンピースを着た小さな女の子がピアノでこの曲を弾いていました。その情景に、とても感動した事を覚えています。