こんにちは、神尾印房 神尾尚宏です。
3月4日おかざき匠の会、東京展示会がスタート。
私自身、3月4日(木)に手彫印章の製作実演をしてきました。
その内容とは・・・
筆で字入れした 実印・銀行印を彫る(荒彫) という単純明快な作業でして・・
そんな単純作業にも ”唯一無二の印章” を彫ることをテーマに実演。
今回、実演してきた工程こそが手彫印章のアイデンティティ。
多くの印章店が機械化・データ化をして彫刻し、職人の手・思いを込めなくなってしまった工程なのです。
全ての印章が手彫であるべきとは思いませんが、本当に大切な印章は手彫であることが大切だと思うのです。
それは、親がその子の ”一生・人生” を考え、思いを込めてつけた大切な名前だから・・
印刀(彫刻道具)の先と字のキワをを見つめ作業する私は、展示会という状況を忘れ
印章彫刻に没頭してしまい、展示会の惹きたて役として貢献できたか どうなのか・・・
そんな心配はさておき、まだまだ続くおかざき匠の会の東京展示会。
ぜひ見に来てください。
明日以降の 製作実演内容
3月5日(土)和太鼓製作(三浦太鼓店)
3月6日(日)竹矢製作 (小山矢)
ご期待ください!