令和、最初の艦船模型は、
航空母艦「加賀」。
真珠湾攻撃、ミッドウェイ海戦に参加した改装空母。
もともとは戦艦になるはずだったものを、
航空母艦へ艦種変更して建造されたものです。
組み立てる前に。
まず、
箱を開けたら、
内容が不足なく揃っているか確認しましょう。
製品によっては同一のものが2組とか3組とかある場合もあるので、
組み立て説明書に記載されているものと照らし合わせてみましょう。
それから、
説明書に目を通して、
組み立ての手順を確認。
艦船模型の場合、
船体から組み立てていくほうが都合がよいと思います。
かなり細かい指示がぎっしりですが、
辟易しないように落ち着いてまいりましょう。
船体のパーツ群。
のようなもの。
それぞれのパーツをランナーから切り離さなければなりませんが、
パーツぎりぎりのとこへ鋏を入れるのではなく、
パーツにゲートを残すような感じで切り離しましょう。
パーツの近くを切ると、
パーツが歪んでしまう可能性があります。
パーツの残ったゲート部分は、
最初はナイフや粗目のヤスリで削り、
ちびてきたら800番とか1000番の紙ヤスリで滑らかに仕上げておきます。
船体を支える内側の支柱。
御覧のように接着面にゲートがくっついています。
(矢印の部分)
視覚的な面での影響はありませんが、
ここのゲートも丁寧に仕上げておかないと、
密着がうまくいかず、
船全体がゆがむ可能性も。
パーツを切り離したら、
一度、接着剤を使わずに組み立ててみましょう。
裏返すと、
矢印の部分に隙間が。
船体が外側へ膨らむ傾向にあるようです。
もし、ゆがみとかがあるようなら、
接着する前に修正しておく必要も出てきますね。
説明書を読むと、
窓のような部分に内側から部品を取り付けるように指示されています。
外側から見るとこのように。
組み立てた後だと、
色を塗るのが大変そうなので、
外側から見える部分だけ先に色を塗っておきます。
船体と同じグレーでよいでしょう。
船体を接着して組み立てますが、
先ほどの船体の癖を修正するように、
しっかりと絞るようにテープで固定。
この状態で接着剤が乾くまで待ちます。
今日はここまで。