オリックス 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 H6 E0
カープ 0 0 0 0 0 0 3 2 × 5 H10 E2
勝利投手 バリントン投手3勝6敗0S
セーブ ミコライオ投手1勝3敗3S
敗戦投手 寺原投手2勝4敗0S
カープ打線について、
積極的に打って出るのもいいけど、
追い込まれるまではもっと見極めたらと思う。
2ストライクになるまではコース、球種を絞って、
100%ヒットになるという確信が持てるとき以外、
無理に打って出ることはないと思いのだが。
今日相手をした寺原投手とか、
決してバッターを攻め切れてるピッチングではないと思うので、
じっくり待っていれば甘くなるケースも出てくるだろうし、
このチームの打線は粘るなと思わせるのも戦略でしょう。
投球数少なくさせて楽にさせる必要ないかと、
かように思いました。
今日の試合は、
バリントン投手が好投、
ゲーム終盤にやっと打線がバリントン投手の好投に報いる働きをしました。
ニック選手、岩本選手の連打でチャンスを作り、
堂林選手がセンターへ抜ける同点タイムリー。
続いて、代打前田智選手がセンター前へ勝ち越しタイムリー。
堂林選手は追い込まれてからのセンター前、
沈んでいく球、外へ逃げる球で空振りとってくるのは重々承知していたことでしょう、
ピッチャーの方向へ打ち返したのが奏功しましたね。
堂林選手については、
三振が多いとか、
エラーが多いとか、
批判もあるようですが、
ここまでスタメンで使い続けてるのは、
今年の野村監督の数少ない功績の一つだと思います。
前田智選手の後継ぎの素質はあると思いますね。
しっかり育てていって欲しいと思います。
次の8回にも堂林選手のダメを押す2点タームリー、
前の打席と同じようにピッチャ返しがセンターへ抜けていきました。
迎選手、惜しい。
完璧ホームランの打球でしたね。
相手のファインプレーに阻まれ、
残念でした。
話は変わりますが、
堂林選手の前の廣瀬選手、
ノーアウト、フルベース、
外野フライでも1点入ると、
思わせない廣瀬選手打席が悲しいです。
冒頭に話した粘りの打席、
廣瀬選手クラスの人にお手本を見せてもらいたいと思うのですが。
今日は後半にかけてカープの流れになっていった、
稀にしか見ることのできない良い試合になりました。
8回表のピンチも、
流れがオリックスにいきかけてるところをダブルプレーで凌ぎ、
9回表はミコライオ投手が、
今日はパーフェクト・ピッチング。
相手に流れが行きかけてるのを切って、
次につながるような終わり方をしたのが良いです。
何より、バリントン投手に勝ち星が付いたのが嬉しい。