なんという劇的な結末でしょう。
９回の同点劇も劇的でしたが、
１点勝ち越せばサヨナラという状況で、
巨人に２点勝ち越され、
万事休すかと思われたその裏、
岩本選手がこの試合２本目となるホームラン（１本目も窮地を救う値千金の２ラン）で、
１点差に詰め寄ると、
ランナー２人を置いて天谷選手が、
サヨナラ３ラン。
９回のクルーン投手を打ち崩す場面も気持ちいいですが、
気持ちがくじけそうになる中での逆転は、
もはや言葉では言い表しがたいほど。
まずは３回の逆転のシーン、
ヒットの会澤選手を中田投手が送りランナー２塁に。
すかさず梵選手がタイムリー２ベースで１点返します。
木村選手が倒れる間に梵選手は３塁へ、
赤松選手のタイムリーで同点に、
赤松選手は盗塁を成功させて２塁を陥れます。
そして栗原選手のタイムリーで逆転。
カープ ３－２ 巨人。
中へ入る甘い球をラミレス選手に捉えられたのは残念ですが、
中田投手 なかなか好投していました。
勝利投手の権利を失ったのは残念でしたね。
また今度勝ち星を取れるピッチングを披露してほしいですね。
２点ビハインドで迎えた９回裏、
後がないカープは嶋選手のヒットでノーアウトのランナーを出します。
廣瀬選手は三振に倒れますが、
続く岩本選手が希望を繋ぐ２ランホームラン。
カープ ５－５ 巨人とし、
勝利の可能性を残しました。
会澤選手は残念ながらアウトになりますが、
代打で起用された倉選手が２ベースで出塁、
２アウトながらチャンスです。
ボールを先行させたバッテリーは梵選手を敬遠気味に歩かせ、
代打 前田選手を迎えます。
期待が高まる中、前田選手は三振となりましたが、
希望を残しながら延長戦へ突入。
延長１１回の表、
古城選手の２ランで２点勝ち越され、
巨人によい流れが行きますが、
その裏、先頭バッターの岩本選手が今日２本目のホームラン、
１点差に詰め寄り、
諦めません。
小窪選手はショートゴロに倒れますが、
倉選手、梵選手がフォアボールを選び１，２塁とします。
代打 石原選手は三振、
そして天谷選手が右中間へサヨナラ３ラン、
またしても劇的決勝打でチームを勝利に導きました。
巨人 １ １ ０ ０ ２ １ ０ ０ ０ ０ ２ ７
カープ ０ ０ ３ ０ ０ ０ ０ ０ ２ ０ ４ｘ ９
勝利投手 横山投手（３勝１敗６Ｓ）
敗戦投手 野間口投手（１勝２敗０Ｓ）
本塁打 岩本選手（１１号２ラン、１２号ソロ）
天谷選手（６号３ラン）
小笠原選手（２８号ソロ）
エドガー選手（１２号ソロ）
ラミレス選手（４２号２ラン）
古城選手（１号２ラン）