JR可部線(可部~三段峡)が廃止になったのが2003年11月30日のことですから、ちょうど6年前のことになります。
廃止直前には廃止反対運動も巻き起こったのですが、いかんせん利用客がほとんどいない状況で、通学時間帯の学生を除けば、日中は10人も乗車していればいいほうで、加計~三段峡間は2、3人を運んでいるような状態でした。これでは一過性の反対運動も功を奏することなく、予定通り廃線となってしまいました。
廃線前の可部線の写真です。
可部から加計の間は太田川沿いに線路が敷いてあって、曲がりくねった路線をゆるゆると走ります。
一転、加計から先は完成した時期が遅いため、トンネルを多用して無駄に迂回する配線を避けて敷設していました。
最後の写真は終点の三段峡付近、列車がどこにいるかわかりますか。
このあたりは風情がよくて散策にはもってこいの場所なのですが、
三段峡の駅前でだんごを売っていましたが、今もあるのでしょうか。
三段峡といえば紅葉で有名なスポットで、
三段の滝があることからこの名前があります。
今年のシーズンはもう終わりましたが、来年にでも言ってみたいと思います。
註:写真はすべて2001年10月下旬のものです。