Yoshi Yoshi By PJ | 老舗ニット会社三代目社長岡崎博之の自分らしく事業承継

老舗ニット会社三代目社長岡崎博之の自分らしく事業承継

東京の下町・墨田区・両国で、糸とセーターを売っている [丸安毛糸]の3代目社長です。 経営者の視点、後継者の視点、アパレル業界人の視点・・で気づいたこと、そして、自分らしく事業承継していく方法を書いています。みんなで一緒に元気になれるようにお伝えしていきます!


こんばんは。


ニューヨーク2日目は、展示会の視察です。

タイムズスクエアの、ど真ん中にあるホテル、Double Tree Suites by Hilton ホテル の

客室を使った展示会、「ATELIER」。

約80のブランドが、部屋を使って商品を展示して、商談を行っています。

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岐阜の吉村ニットさんのオリジナルブランド、

Yoshi Yoshi By PJ 

です。

こちらのブースで実際に商談に立ち会わせていただいたり、アメリカ人の専門店の
バイヤーさん達の声を、沢山聞かせていただきました。

吉村ニットさんは、インクジェットプリントのニットを全面に出して
15年前から、ここアメリカに進出しています。
ホント凄いですね。

社内(工場)には編み機はもちろんの事、プリント、刺繍、縫製、、、すべてを
備えて、機械から改造して、吉村さんでしか出来ない世界観、商品を創り出して
いるからこそ、ここアメリカでも絶大な人気。
根強いファン、お店をガッチリつかんでいるんですね。

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朝から、お客様が途切れることがありません。
新規のお客様も、どんどん入ってきます。

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長年の成果は、何と言っても、お客様との関係性ですね。

商談も、とっても和気あいあい。

大きい展示会場の囲われたブースではないから、飲み物を出したり

ソファーに座りながら、試着しながら、ゆったりオーダーをしています。

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15年前からの進出。
続けて来ていることは、大きいです。

もちろん、どんな商品がここアメリカでは売れると言うことがハッキリ
わかっている中で、ここにターゲットを絞った企画。

日本とも、ヨーロッパとも違うこと、、、へぇ~~~!!!
とってもいい勉強になりました。

私も今日は、Punto D'oro の新作のニットを着ました。
アメリカでの人気は!!??(笑)

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Yoshi Yoshi By PJ 

よしよし By  ピィージェイ

このブランドネームの意味を聞きました。

もちろん、Yoshiは吉村社長だから、なんですが・・・By PJとは??
実は、PJ(ピィージェイ)は、15年前に飼っていた、ゴールデンレトリバーの
愛犬の名前だそうです。

犬の頭をなでる時、「よしよし」って言いますよね。
奥様とアメリカ進出を決めた時、「アメリカに行く機会が増える。その行っている間、
PJのお世話どうしようか、、、」そんな話をしていたそうです。

そうしたら、、、そのPJ君が亡くなってしまった。(もう一匹いた
ゴールデンレトリバーもその年に亡くなってしまったそう。)

これは、大事にしていたワンちゃんが、自分たちの進出を後押ししてくれたんだ。

「それで、Yoshi Yoshi By PJ。 皆さんはYoshi Yoshiと呼んで下さいますが、
私の中では、必ずPJが付くんですよ・・・」

吉村社長は、そう静かに語ってくれました。

15年・・・

続けてきていること、そして大きな成果をだして、売れ続けていることには、
自分たちの工場のみで出来る技術を駆使した世界観と、こんな温かい想いが
あるんですね。

Yoshi Yoshi By PJ

http://www.yoshiyoshibypj.co.jp




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