今年勇気を与えられた本 | 老舗ニット会社三代目社長岡崎博之の自分らしく事業承継

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東京の下町・墨田区・両国で、糸とセーターを売っている [丸安毛糸]の3代目社長です。 経営者の視点、後継者の視点、アパレル業界人の視点・・で気づいたこと、そして、自分らしく事業承継していく方法を書いています。みんなで一緒に元気になれるようにお伝えしていきます!

こんにちは。


この時期には、今年の流行を締めくくる、いろんな「ランキング」が

発表されますよね。


流行語大賞とか、元気づけられた曲とか、、、


定番の本のベストセラーランキング


1位は 「謎解きはディナーのあとで」、 2位3位とタニタの社員食堂の本、

4位にサッカー日本代表のキャプテン長谷部さん、

5位はもしドラ。


4位、5位しか読んでいないですが。


私はビジネス書、小説などなど100冊くらい読みましたが、

ビジネス書は、ブログのネタにはなりますが、

記憶には残りません。


今年、私の中ではこの本が一番印象に残りました。 

ジワジワと心に響いた本でした。


今年勇気を与えられた本

両国の老舗ニット会社社長岡崎博之の気づき-IMG_0528.jpg


「それがどうした」 で一刀両断するエッセーは、軽快な辛口で、

思わずそうだそうだ!と共感してしまった。

文体もカッコよく、こんなカッコいい中年になりたい、と言う憧れの

気持ちにもなりました。


中でも、


人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている


「いろんな事情があるんだろうよ、、、、」

大人はそういう言い方をする。

なぜか?

人間一人が、この世を生き抜いていこうとすると、

他人には話せぬ(とても人には言えないという表現でもいいが)

事情をかかえるものだ。

他人のかかえる事情は、当人以外の人には

想像もつかぬものがあると私は考えている。


(「妻と死別した日のこと」 より)



このコラムは、何度も読みました。

そして、勇気も与えてもらいました。


今年勇気を与えられた本


震災もありました。

「あなたの傷みを理解してあげたい。」 とか言う人もいます。

被災している人のことを考えたら、贅沢は出来ない。とか言う人も

たくさんいました。


理解できるはずがないんです。


だから、私は今自分が出来ることをやろう。と考えられたんです。

そして、行動が出来た。


人の悩みも傷みも、、、冷たい言い方かもしれないけれど、

当人以外わからない。

同じ悩み傷みを、感じることは出来ないのです。


でも、平然と生きていかなくてはならない。


人それぞれが、そんな風に生きているんです。


だから、人にも優しくなれるかもしれない。

「この人、こんな笑っているけれど、いろいろあるんだろうな。」


そんなことを思えた本でした。






今年、影響を受けた本ってありましたか?

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