***2月3日充電コントローラー日本語マニュアルページ追記しました***

***2月13日充電コントローラー販売されてます、リンクは下の方にあります***

 

10年落ちのトイファクトリーGTの快適化も大詰めです。

今日はサブバッテリーを鉛バッテリーからリン酸鉄リチウムバッテリーへの載せ替えと

ポータブル電源BLUETTI AC200MAXと拡張バッテリーB230を外部電源として使う為の

改造をやっていきます。

では、サブバッテリーを鉛バッテリーからリン酸鉄リチウムバッテリーへ載せ替える事の

メリットですがほぼメリットしかないと言う感じでです。

①鉛バッテリーは容量の半分以下まで使うと寿命が短くなる為搭載容量の半分しか使えない

 リン酸鉄リチウム電池は0%まで使える(0にはしないほうがいいと言う話も)

②リン酸鉄リチウム電池は同容量の鉛バッテリーの半分の重量でサイズも小さくなる

③リン酸鉄リチウム電池は充電時に水素ガスが発生しない

④安全性が高く長寿命

などなど、たくさんのメリットがあります。欠点は鉛バッテリーと比較すると高価。

0℃以下になると充電できなくなる。

***LiTimeのバッテリーはBMS搭載の為、0℃以下になるとバッテリー保護のため充電を

  停止します。なのでバッテリーは保護されますが充電ができなくなります。

寒冷地にお住まいの方、雪山に行く方はヒーター付きを選択するのがベストです***

ただこれは考え方で、2年で寿命と言われる鉛バッテリーと10年使えるリン酸鉄リチウム

さぁどっちと。

ここからはあたしが個人的に調べた結果と自己責任において実施した内容ですので

くれぐれも真似はしない様にお願いします。

調べた所、トイファクトリーのサブバッテリーシステムはバッテリーの載せ替えだけでも

問題なく使用できるらしいです。

本来鉛バッテリー用の充電システムなのでリン酸鉄リチウム電池には満充電できない模様。ただし、このサブバッテリーシステムに搭載されている外部充電器IOTAのDLS-30に接続

されている充電コントローラーをリン酸鉄リチウム用に交換することで対応可能となりそう

*黄色枠がDLS-30で赤枠が充電コントローラーとなります。この2つはLANケーブルの

様なもので接続されています。

こんな感じで接続されてます

これをリン酸鉄リチウム用に交換しバッテリーを載せ替えるだけです。

青いラベルの物にはLIFEPOと記載されています。DLS充電器専用

作業はバッテリーを外してからにしましょう。

充電コントローラーの取説載せておきます(Google翻訳などで翻訳してみてください)

 

日本語のマニュアルがありましたので記載しておきます。

本日現在でAmazonなどの主要なサイトでは売り切れとなっています。

*2月17日現在販売中です。しかもアタシが購入した時より安くなってます!!

それでは、メインの作業の鉛電池からリン酸鉄リチウム電池への載せ替えです。

ともに12V 100Ahで2個搭載です。

上側が取り外した鉛バッテリー‎   32.6 x 17.2 x 21.7 cm  24 kg

下側がリン酸鉄リチウムバッテリー‎ 26 x 16.8 x 21.1 cm   10 kg

幅が小さくなっていますが、圧倒的に軽い!1個当たり14Kgで2個搭載で28Kgも軽量化!

容量は100Ah2個で同量ですが使える容量は鉛が100Ah、リン酸鉄が200Ahと2倍に。

入れ替えビフォーアフター

 

バッテリーが小さくなった分余裕が。これにてリン酸鉄リチウム化完了です。

注意点としてバッテリーを載せ替える前にリン酸鉄リチウム電池を100%充電してから

使用して下さいと注意書きがあります。

このLiTimeのバッテリーはBluetooth機能 が搭載されていてリアルタイム情報表示対応と

なっています。バッテリー単独、ユーザーの組み付けた状態での情報確認ができます。

私の場合はバッテリー2個の並列接続をシステムとして管理できます。

 

走行充電も外部電源、ソーラーによる充電でもフル充電可能です。

これで12V200Ahのサブバッテリーで2400Wh(実際は2KWh程)

これに加えてポータブル電源BLUETTI AC200MAXと拡張バッテリーB230を外部電源として

使用できる様にします。

元々あった外部電源の入力端子①に加え車内に外部電源の入力端子②を追加します。

外部電源の入力端子②はほぼポータブル電源用としておきます。

**サブバッテリーへの充電&車内への100Vの供給が可能**

外部電源接続時(①及び②)に使えるコンセントを追加(ポタ電の充電用です)

黄色の囲いが追加した部分です

この追加の電気工事はフジカーズジャパンにてやっていただきました。

素人が電気配線を触るのは危険な事と、安全回路の取り付けもお願いした為プロにお任せ。

外部電源の入力が2系統あり、万が一2系統に電気を供給した場合には赤丸からの供給が

優先される様にしていただきました。

今現在は、ポタ電の設置場所に悩んでいて、とりあえず使用しない下段ベットに仮置き。

やはり増設バッテリーとの接続ケーブルが太くて短いため設置には知恵を絞らないと。

ポタ電の上にある灰色のケーブルが100V出力に刺さっていてこれを外部電源端子②に

接続する様になっています。これでサブバッテリーと合わせて6Kwの電気が使える様に

なりますので2、3日の連泊でも行けそうな気がします、ソーラーも付いてますし天気が

良ければ走行充電と合わせれば数日間の車中泊も行ける様になると思ってます。

メモ:鉛からリン酸鉄に-28Kg、AC200MAX28.1Kgと拡張バッテリーB230 21.8Kg

          22Kgほどの重量増 使用できる電力は1Kwhから6Kwhに

   10~15畳用のエアコン(定格消費電力750W~1,100W)を6時間前後稼働できます。

 

これにて快適化計画は完了です。

細々としたものでやって良かったものちょこっと紹介

テーブルに短い脚を追加(現在のトイファクトリーのテーブルには標準かと)

トイファクトリーさんに問い合わせて注文(長い脚もフラフラだったので同時に交換)

マルチルームとリビングの間仕切りカーテンを追加、カーテンレールを自力で取り付け

カーテンはオーダーしました。マルチルームにはトイレを置いてあるのでここは間仕切りが

あると広く使えますし。

 

ダイネットのシートにカバーを取り付け(被せるだけなんですけど)昭和な喫茶店みたい

床が冷たいのでマットを敷き詰めました(わんこの粗相対策もかねて)

快適化については運転、安全に関する物、車の中で生活する為の道具、簡単な調理道具など

結構なものが必要となりました。1Kのアパートを借りて生活をしていくような物なので

生活する為の道具は必要となってきます。今現在で60万〜80万円くらいの金額はかかって

いるように思います。やはり古い車なので現在時点の車に近づけようとすると、結構な

金額がかかりますね。夏用タイヤは鐡ちんの純正があるのですがアルミも履きたいですし

まだシートカバーが仮のもので5月ごろにならないとできてきません。

そして5月にはポータブルエアコンも届きます。これで夏場を乗り越えられたらいいなぁ。